詐欺などの罪に問われた「U.F.O.」の元社長の懲役10年の有罪判決が、上告棄却により確定したという記事。
「一、二審判決によると、被告は貿易の際に「信用状」を発行した銀行が、輸入業者の代わりに輸出元に代金を一時的に立て替える信用状取引を悪用。平成20年1~6月、中国の子会社から高額な婦人服を輸入すると装い、りそな銀行とみずほ銀行から同社の口座に計約82億円を振り込ませ、だまし取った。
一審大阪地裁は「虚偽の決算書類を提出するなどして銀行側に輸入実態があると信じ込ませ、大きな被害を与えた」と指摘。二審大阪高裁も支持した。」
不正発覚当時の報道によれば、四半世紀も粉飾を続けていたそうです。しかも売上10億円を900億円に水増ししていたというひどい粉飾です。それでも融資を受けられたというのが不思議です。
当サイトの関連記事(ニュース記事へのリンクは切れています。)
冒頭で少しこの事件にふれています(大部分は別の女性経営者による融資詐欺事件を書いています)。
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女社長による巨額の詐欺事件、その背景にあるのは金融機関の杜撰な融資(2013年2月)(BPnet)
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