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鹿児島県獣医師会で1.7億円の使途不明金…解雇された経理担当元職員が提訴 「捜査で不起訴、横領の事実ない」(南日本新聞より)

鹿児島県獣医師会で1.7億円の使途不明金…解雇された経理担当元職員が提訴 「捜査で不起訴、横領の事実ない」

鹿児島県獣医師会(ウェブサイトを見ると公益社団法人のようです)から、約1億7000万円もの使途不明金の問題で懲戒解雇された元職員が、解雇は無効だとして、賃金の支払いなどを求めて提訴したという記事。

「獣医師会などによると、使途不明金は約1億7000万円に上り、うち数千万円に横領された疑いがあった。経理を担当していた元職員は業務上横領容疑で告訴されたが、鹿児島地検は今年3月に不起訴(嫌疑不十分)とした。

元職員は10月に提訴。「横領の事実はなく解雇される理由はない」と主張し、職員としての地位確認と賞与を含めた賃金支払いを求めた。獣医師会は「経理担当として多額の使途不明金を発生させたことなどが解雇の理由。横領の有無は関係ない」としている。」

元職員の採用前から簿外口座が存在するなど不適切な会計処理が常態化していた」ということなので、この元職員だけの責任ではないのでしょう。

鹿児島獣医師会で1・6億円不明 不正流用の可能性も(2019年)(千葉日報)

「同会によると、18年3月末時点で預金額が決算額より約1億4400万円不足していたほか、18年4月以降も約1700万円の使い道が分からなかった。今年5月、決算準備をしていた事務局長の指摘で発覚した。預金通帳や印鑑を紛失するなどずさんな処理が見つかったという。」

2018年11月まで、経理業務は女性職員2人が担当していたそうです。ネット上の情報によると、刑事告発された元職員も女性だったようです。

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