企業会計審議会は、「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準並びに財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準の設定について(意見書)」を取りまとめ、2007年2月15日付で公表しました。
簡単な説明資料がこちらに掲載されています(資料1-2)。↓
企業会計審議会 総会 議事次第
内部統制ルール、指針決定・企業会計審
こちらの記事では、「内部統制ルールを導入する際の規則を示した実務担当者向けの指針」を決定したといっていますが、もととなる「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準」も一緒に正式決定しています。つまり、基準と実施基準の両方が公表されたということです。
また、「企業は年1回、投資家向けの評価報告書とウソがないという「宣誓書」をまず監査法人に示し、監査法人が内容をチェックする」とありますが、監査人の監査の対象は内部統制評価報告書であって、「宣誓書」(「確認書」の間違いか?)ではありません。
基準の中身については、徐々に勉強していくつもりです。
以下、「内部統制.jp」というサイトより。
「適用時期は延期しない」――日本版SOX法の基準と実施基準が正式公開へ
内部統制実施基準が正式確定、「画一的な文書化は誤解」と改めて強調
SOX法の実施基準確定、負担軽減を強調「文書化3点セットが必要とは言っていない」
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