ツーリズムおおいた約5760万円の使途不明金問題 逮捕の48歳女 5年間財務を担当
「ツーリズムおおいた」という公益社団法人の使途不明金問題で、財務を担当していた女性が逮捕されたという記事。業務上横領の容疑です。
「××容疑者は入出金業務などを担当していた2017年6月、銀行の窓口でツーリズムおおいたの口座から50万円を出金。大分市内のATMで自分の口座に入金して横領した疑いが持たれています。
ツーリズムおおいたでは去年5月に多額の使途不明金が発覚。第3者委員会の調査で2016年からの4年間におよそ5760万円が不正に引き出されたことが判明しました。
××容疑者は2012年から勤務。2016年以降5年間、財務を担当していました。警察は××容疑者の認否を明らかにしていません。また警察は、他の使途不明金についても××容疑者の関与があったとみて捜査しています。」
4年間も発見できなかったというのは、ちょっと管理がずさんなのでは。
「ツーリズムおおいた」の元職員逮捕 業務上横領の疑い(NHK)
当法人元職員の逮捕について(ツーリズムおおいた)
これも九州の事件ですが...
損害額7500万か 特別背任容疑で不動産会社に勤務していた男を逮捕 鹿児島県(TBS)
「××容疑者は、2016年3月中旬ごろ、勤務していた鹿児島市内の不動産関連会社で、会社が所有する、ある不動産を売却する業務にあたっていました。この際、自分の利益を得る目的で、2億2500万円の不動産を、××容疑者が絡む別の会社を介在させて1億5000万円で売却し、自分の会社に7500万円の損害を与えた疑いが持たれています。
取り調べに対し××容疑者は「正当な商取引です」と、容疑を否認しています。」
こちらは、不動産の評価が絡んでいそうで、やや複雑な事件なのかもしれません。もちろん、本当に2億2500万円の価値がある物件を、会社をだまして1億5千万円で売却したら、「正当な商取引」とはいえないでしょう。