破産手続き中のSFCG(旧商工ファンド)の債権者が、元社長の破産を申し立てたという記事。
「・・・SFCGの破産管財人によると、同社に帰属しているはずの約2670億円相当の資産が元社長の親族会社など7社に、無償や格安で譲渡されていたことが判明。さらに、同社による融資の担保物件約172億円分も格安で親族会社に売られていたとされる。」
報道されているような事実があるとしたら、数百億円から1千億円規模の資産流用です。
こういうことがあるから、破綻寸前の会社については、監査人も簡単に無限定適正意見を出したがらないのだといえます。
ちなみに、この会社の2008年10月第1四半期の四半期レビューでは、監査(四半期レビュー)報告書にゴーイングコンサーンの追記は付いていません。
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