
藍之介は漢方専門動物病院を受診しました。私も同行しました。
約2年間にわたってステロイドを多量投与したために、副作用として肝臓数値が上昇
、糖尿病リスクも高く、高脂血症になり、肝臓薬ウルソや血栓予防薬も服用することに
なってしまいました。皮膚や被毛もすっかり薄くなって、顔が痩けてしまいました。
次回貧血を再発してまたステロイド増量ということになれば、さらに副作用が重くなり、
藍くんの体を痛めつけることになることがハッキリしてきました。
もう、これまでと同じ治療はできません。
そこで、里親さんも意を決して7/25に漢方専門動物病院ハルペッツクリニックを受診
しました。
先生からは、覚悟と希望を示唆される見通しを告げられました。
「ステロイドで命を削られているから、この子は老化が早くなる。寿命は7年くらいだろう。
耳も遠くなるのが早いだろう。フードは今からでもシニア用に変えた方が良い」
「漢方飲みながらステロイドを抜くには、ステロイドを服用していたのと同じくらい時間
がかかる。この子はまだ若いから少し早く抜けるかもしれないが。」
「現在15㎎飲んでいるステロイドを2週間おきに減薬していきましょう。」
そして一日3gの粉薬と補陰剤(ステロイドで落ちた自然治癒力を高める)を処方され
ました。
一日3gもの粉薬を猫に飲ませるのは大変ですが、里親さんはカリカリをふやかして
与えるときのお湯に混ぜたり、一部はカプセルに詰めるなどして飲ませてくれています。
藍くんには長生きしてもらいたいとは思うにけれど
それが叶わないなら、せめてQOLを高めて、日々快適に過ごして欲しい。
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