黒澤明監督で志村喬主演のオリジナルバージョン<生きる>はまだ観ていないけれど、
Kazuo Ishiguro脚本のこの映画はしみじみとしていてとても良い。
役所勤めの真面目で可もなく不可もなく生きてきた主役が余命わずかと宣告され、
悩んだ末に子供たちのための遊び場を完成させようと動きだす。
「生きている」と「生きる」は違うといつか聞いた覚えがあるが、「生きる」とは
まさにこういうことかと改めて考え . . . 本文を読む
〈屋根の上のバイオリン弾き物語〉制作秘話が盛りだくさん。
音楽、衣装、ロケーション探し、カメラワークの細部にまでもこだわった職人芸の結集した作品なんだね。
ロシアらしい田園風景を求めて旧ユーゴスラビアでも撮影したんだって。
戦争で破壊されて残っていなかったシナゴーグは資料を見ながら撮影用に建てたそうだ。
CGがまだない時代、手作りでいろんな工夫が必要だったんだ。
バイオリン演奏はは世界的な名手アイ . . . 本文を読む