『暮らしに生かそう！東洋医学』セミナーに参加しました

公社)東京都はり・きゅう・あん摩・マッサージ指圧師会 主催の
都民公開講座へ行ってきました。

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都民公開講座　『暮らしに生かそう！東洋医学』
ー健康で長生きできる秘訣を伝授

講師：戸ヶ崎　正男
（日本伝統鍼灸学会学術部長、阿佐ヶ谷・蓬治療所院長）

日時：９月１３日（日）１４：００から１５：３０
場所：ホテル・ルポール麹町
〒102-0093　東京都千代田区平河町2-4-3
参加費：無料
参加方法：自由参加。当日直接会場にお越しください。

交通案内
東京メトロ有楽町線「麹町駅」１番出口より徒歩３分
同　南北線・半蔵門線「永田町駅」５番ｂ出口より徒歩５分
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戸ヶ崎正男先生のお話は東洋医学の立場から考える健康学を
とてもわかりやすく解説してくださいました。内容は古くて
新しいお話でした。

1.病気とは何か
　　不注意、不摂生、医学に対する認識の誤りなどから、
心身が自然の道から反れることによって邪気が入ったり、できたり
して起こる。
2.病気はなぜ治るのか
　　病気は天地自然から与えられた生命力、すなわち自然治癒力が十分に
　　発現することによって治るのである。
3.治療とは何か
　　治療とは自然治癒力（生命力）が最大に発揮できるように援助する
　　ことであり、生命力の消耗を最小限にすることである。
4.薬の問題
　　薬は、新薬（化学合成薬）であろうと漢方薬（生薬、ハーブ）で
　　あろうと程度差はあるが、基本的に毒である。
　　何種類もの薬を長期にわたって飲み続けている人がいろいろな症状を
　　訴えた場合、まず薬の副作用を疑ったほうが良い。
　　
5.生きるということ（死生観）について
　　現代人の多くは、科学万能の時代にカミなどあり得ないと考えている。
　　しかし、病気になるとそこはかとない不安を持ち、よりどころのない
　　まま、現代医療に盲信している。人は全て天地自然に生かされている
　　存在であるという死生観の重要性に気づくことが盲信から開放される
　　道である。
6.養生とは何か
　　心の安定、体の安静、正しい食生活、快眠、快便、正しい姿勢、適切
　　な動作、適度な運動。
　　最も大切なのは心の安定である。自分の感受性に素直に生き、直感
　　（直観）を大事にする。心が喜ぶことをする。
　　大きなるもの（カミ）に生かされている存在であり、イノチは守られて
　　いることを信じる。
　　
　
貝原益軒の「養生訓」に述べられている内容は現代でもなお生きていると
いうことでした。

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虫の音が聞こえてきます。秋ですね～
日夜の気温差が激しくなります。
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