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3.11、 8年前のあの日の思い出

2019年03月11日 21時06分21秒 | 原発
東日本大震災の犠牲者2万2131人(震災関連死含む)

警察庁のまとめによりますと、今月8日現在で死亡が確認された人は
合わせて1万5897人、行方不明者は合わせて2533人となっています。

復興庁によりますと、長引く避難生活による体調の悪化などで
亡くなったいわゆる「震災関連死」と認定された人は去年9月末までに
3701人で、震災による犠牲者は「震災関連死」を含めて少なくとも
合わせて2万2131人となっています。
(2019.3.11 NHK NEWS WEBより)

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8年前の3.11のあの時、あなたは何をしていましたか?

私は自宅にいました。
築40年以上になるボロ家が大きくグラリと揺れた時には、経験したことの
ない感覚に地震という実感よりも、「いったい何が起こったの!?」って、
現実をつかみきれずに戸惑ったような記憶があります。

揺れでテレビ台から落ちそうになるテレビを両手でガッと押させると、
まもなく画面には次々に信じられい光景が映し出されました。  
我が家と周囲の家は皆瓦が落ちたり、壁にヒビが入ったり、浴室の
タイルが割れ落ちたりしましたが、被災地にくらべれば被害はごく
小さなものでした。

テレビでは黒く不気味に襲ってくる大きな波が映し出され、多くの
人が津波に飲み込まれたことを伝える報道に身震いしました。

大津波でも未曽有の大災害なのに、さらに翌日福島第一原発の
爆発があり、チェルノブイリの事故の記憶が蘇って、
「これからどうなってしまうんだろう」という恐怖に襲われた。

政府は事実を「控えめに」報道することにより、国民のパニックを
かわしてきたようにみえる。
しかし、現実は今も、というよりも8年間で深刻さを増してきた。

生活再建に向けて力を注いできたにもかかわらず、風評被害のために
心折れ、力尽きた農家がある。
また、住み慣れた家を離れて慣れない土地での暮らしに疲れて、
希望を失った人々がいる。
壊れた住宅を再建できずに、救いも求められずにやむを得ず、
そこに住み続ける人がいる。

天災だけだったら、復興はもっと進んだにちがいない。
だが、原発事故という人災が人々が永年にわたって築いてきた
コミュニティーを壊し、そこに住む人たちのつながりを
断ち切ってしまったのだ。 

この痛みに少しでも共感しつづける者でありたい。


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