年末年始、実家に戻ってのんびり過ごしました
朝起きて、なんか適当につまんで、テレビ見ながら飲んで、
昼寝して、目を覚ましたらミカン食べて、テレビ見ながら飲んで・・・・
終日実家で過ごしたのは4日間だったけど、2キロくらい増えました
そりゃね。 ほとんど動かず、外にも出ず、喰って飲んで寝てればね。
それはともかく。
父が『床の間に掛け軸を飾るから、出してくれ』とのたまったので、
押入れの上の小押入れから箱を取り出そうとしたけど、これが大仕事
小押入れといっても、高さ60センチくらい、奥行き1メートルくらい、
押入れの上に作られているので、幅は普通の押入れと同じ。
この中に押し込められた大小様々な箱達は、まるで天守閣を支える石垣のように、
絶妙なバランスを保ちながら全ての空間を埋め尽くしていた・・・・
なわけで、目的の箱を取り出すためは石積みを3分の一ほど引っ張り出す羽目に。。。
そうして廊下に並べられた箱達、どう見ても利用価値のないものが混ざっている。
『そうだ、仕分けをしよう。』
悪魔の、いや、神のささやきだった。
箱の中身を確認し、完璧に要らないものは玄関へ、どう見ても捨てないものは廊下に、
よくわからないものは居間へ、と分別が進んでいくと・・・・ヤツが姿を現した
エポック社のテレビゲーム。。。。
前回『任天堂だったか・・・』と書いてしまったテレビゲーム。。。
30年以上もの長い時を、小押入れの奥でひっそりと過ごしてきたテレビゲーム。。。
あぁ、目を閉じれば鮮やかに蘇る、テレビ画面の左右を単調に往復する白い玉
目を開ければそこには、エポック社のテニスゲーム
早々に飽きられたことが幸いして、箱は数ヶ月前に購入したかのような保存状態
開けはしなかったけど、中身もほとんど傷んでいないことだろう
まるでそこだけ時の流れが止まってしまったかのような空間
外界との関わりを柔らかく拒絶するかのような佇まい
王家の谷で、ツタンカーメンの棺と初めて対面したハワード・カーターの気持ちが、
少しだけわかったような気がしないでもない、今回の帰省でした
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