機上の人

先週、用事があって飛行機で函館‐関西を往復したが
最近は機内でも　スマートフォンなら電源オフしなくてもいいらしい


以前だと　『機内では携帯電話の電源をお切りください』　だったのが
今時は　『携帯電話の電源をお切りいただくか、機内モードなど電波を発しない状態に』
とアナウンスしていたので　お言葉に甘えて写真を撮ることにした


乗った飛行機は中央の通路を挟んで　座席が左右に３列づつ配置されていて
もともとの席は右側だったけど　かなり空いていたので左側の窓際へ移動

もちろん　許可は貰いました


急いでスマホを準備して　まずはターミナルをパチリ

ここに移っている二人は　このあと飛行機に手を振ってくれていたが
気付くのが遅かったので写真はナシ


そしてまもなく滑走開始

こんなところに海上保安庁があるなんて　この時まで知らなかった


速度を増した機体は　おもむろに機首を持ち上げる

いいタイミングで函館山がフレームイン！


西に向かって離陸した機体は　左へ旋回を始め

※ 写真が傾いているため　手動で補正しています


ぐんぐん上昇しながら　南へ機首を向ける

※ 写真が 以下同文


機体が水平に戻るころには　天上の世界へ続く道が見えてくる



そして機体は神々の国へ



雲の上に出ると　一面の雲海が広がっていた

刈りたての羊毛を敷き詰めたような　なんとも質感のある雲々


乗ったのは結構新しい機体らしく　主翼の先端が反り返っている



ひたすら羊毛の上を飛んでいると



やがて小さな三角形が見えてきた

離陸から約１時間　佐渡島の上空あたりか


わざわざ左側の窓際に移ったのは　この富士山を見たかったがため



左前方に見えていた小さな三角形は



だんだんと見えやすい場所に移動して



どんどん真横に近づいて



やがて主翼の陰に隠れていく



そうこうするうちに　都会っぽい平野が見えてくる



そして機体は雲に突っ込んだり



雲の間を飛んだりしながら



まもなく雲の下に降りてきた

主翼のフラップ？が出ていて　すでに減速が始まっているのがわかる


離陸の時と違って大きな円を描きながら　瀬戸内海の上空へ



おぼろげな記憶による航路図



『さっすが瀬戸内海は船が多いなー』　なんて思っていると
おもむろに陸地が見えてきて



あらいつの間にこんなに高度を下げていたのやら　とか思う間もなく

ランディング


あっという間に関西空港のターミナルが見えてきました



写真を撮れるというだけで　なんか楽しい２時間弱でした

あとはコクピットの撮影が出来れば　観光メニューとしては完成だな