書きたいこと

嬉しいこと 悔しいこと
思い出したり つぶやいたり
怒ったり

揚げだし豆腐

2012-10-13 11:02:37 | 家族
スーパーのお惣菜に
大好きな揚げだし豆腐があったので
買っておいた

80歳要介護1認定の母を
土曜日の朝一番に連れて行って
散歩がてら歩いて帰ってきた

わたしは朝はあまり食べたくない
ヨーグルトでもめったに食べたくならない

10時ころ帰ってきてやっとお腹が空いて
冷蔵庫から揚げだし豆腐を出して食べた

食べたいものがすぐに
準備もなしに食べられるありがたさ

昭和30年代生まれの野郎どもは
(誰とは言わないでおく)
そんなこともわからないで

めしがおそいの 味が薄いの辛いの
文句ばっかり言う

5時間以内の出火

2012-10-13 10:58:05 | 仕事
20歳で短大を卒業後
親の知り合いの会社に就職させていただいた

22歳 妊娠中のある夜
帰宅してそろそろ寝る時間でくつろいでいたら
母から電話がかかった

びっくりしないでね
会社が火事になったらしいよ
妊娠中だから行ったらダメよ

全焼だった

表から見たら壁も窓もある
普通に見えるのに
中は1階の車庫倉庫も2階の事務所も丸焼け

工務店だったので
大工さんや職人さんたちが
大勢集まってくれて
3日のうちに片づけてしまい更地になった

幸いロッカーの中の帳簿類が焼け残り
事務に支障は少なかった

会社の再開は即 社長宅のお座敷で始まった
わたしと交替に入社するはずだった
社長の友人のお嬢様が
早めに入社してくれることになり
かけつけてくれた

4年制大学卒なのでわたしと同年齢
しかも小学校が一緒だった

とても育ちの良い 気立てのよい
やさしくて美しくて よく気がついて
お腹の大きいわたしを何かと気遣ってくれた

会社の再開はそうやって
うまくやっていったのだが

火事見舞いに訪れる人の中に
いろんなことを言ってくれる人がいた

5時間以内の出火は煙草の不始末が原因らしいで

わたしと親子ほどの年齢の社長が焦って
まるでわたしを背中の後ろに隠すように

いや そんなことは・・・

と かばってくれた

夕方5時退社の前に
ゴミ箱のゴミや灰皿の吸殻を片付けるのは
わたしの仕事だった

この火事の前にその近辺で何件もの
不審火が続いたあとで
消防の調査でも不審火ということだった

1階倉庫のゴミ箱付近よく燃えていたので
出火元ではないかとも言われた

ゴミ箱に放火されたのか
わたしの火の不始末だったのか

わたしは社長の奥さんに教わったとおりのことをしていたのだった