「子供4人置き去り事件」
私はニュースで聞き覚えがあった。
4人の子供の父親は皆違うこと、1人は虐待で死亡したこと、
後に施設に入った長男が、今何をしたいかの問いに「勉強したい」と答えていたこと。
衝撃的だった。
□参照サイト
「巣鴨子供置き去り事件」
について、詳しく載っています。(5番目)
実際の事件の方は、さらに痛ましいく悲劇的結末を迎えています。
公判で証言台に立った長男は、母親の期待に応えられなかったと、自分を責めて泣いたという。
1988年で14歳だから30歳。 大人になって、どんな思いで生きているのかな。
そして映画化されたことをどんな風に見つめているのかな。
□「カナカナ」
同じ事件を元ネタに映画が1994年に上映。
全然知らなかった。 こちらのストーリーは全然違うけどね。
シネカノン有楽町で観ました。
ビックカメラの8F(受付は7F)に映画館があるなんて初めて知りました。
偶然にも31日に試写会でよみうりホールに行くんだけれど、そこが7Fで思わぬ場所確認が出来ました。
16:20上映の回を観ようとして、15時半に友人たちと待ち合わせをしてて。
一番最初に着いたので三枚チケを買ったら、横の窓口で買っている男性で満席分だったとかで危ないところでした。
整理券No.順の入場だったので、もう最前列しかないだろうってわかっていたけれど、この回しか観られないしね。
「シュレック2」で一番前には懲りていたけれど、字幕つかない分ほんのほんの少しマシでした(苦笑)
ネタバレ感想長いです、覚悟あり。
<英題> 「NOBODY KNOWS」
<公開時コピー> 「生きているのは、おとなだけですか」
「ワンダフルライフ」「ディスタンス」の是枝裕和監督。 兼プロデューサー兼脚本。
1988年「西巣鴨子供4人置き去り事件」をモチーフにしている。
当時、無責任な母親を叱責する報道が多かった中、是枝監督が気に留めたのは「お兄ちゃんは優しかった」という子供たちの証言だったそう。
そこから、世間から見れば悲惨としか思えない子供たちだけの暮らしの中にも、幸せな時間が流れていたことをイメージし、本作品へと繋がったという。
監督自身が最初に断っているのは、この作品は実際に起きた事件に触発されて、監督が自由にイマジネーションを展開させたフィクションである、と。
音楽はゴンチチ。
カンヌ国際映画祭2004年男優賞柳楽優弥、日本初カンヌ史上最年少で受賞
<あらすじ> トラックからアパートに荷物が運び込まれてゆく。
引っ越してきたのは母けい子と4人の子供たち。
だが、大家には父親が海外赴任中のため母と長男だけの二人暮らしだと嘘をついている。
母子家庭で4人も子供がいると知られれば、またこの家も追い出されかねないから。
その夜の食卓で母は子供たちに「大きな声で騒がない」「ベランダや外に出ない」という新しい家でのルールを言い聞かせた。
子供たちの父親はみな別々で、学校に通ったこともない。
それでも母がデパートで働き、12歳の明が母親代わりに家事をすることで、家族5人は彼らなりに幸せな毎日を過ごしていた。
そんなある日、母は明に「今、好きな人がいるの」と告げる。今度こそ結婚することになれば、もっと大きな家にみんな一緒に住んで、学校にも行けるようになるから、と。
ある晩遅くに酔って帰ってきた母は、突然それぞれの父親の話を始める。
楽しそうな母親の様子に、寝ているところを起こされた子供たちも自然と顔がほころんでゆく。
だが翌朝になると母の姿は消えていて、代わりに20万円の現金と「お母さんはしばらく留守にします。京子、茂、ゆきをよろしくね」と明に宛てたメモが残されていた。
この日から4人の子供たちだけになったことも誰も知らない。。。
柳楽優弥・・・・・・・・明
北浦愛・・・・・・・・・京子
木村飛影・・・・・・・・茂
清水萌々子・・・・・・ゆき
韓英恵・・・・・・・・・紗希
YOU・・・・・・・・・・・福島けい子
串田和美・・・・・・・大家・吉永忠志
岡元夕紀子・・・・・大家の妻・吉永江理子
平泉成・・・・・・・・・コンビニの店長・中延司
加瀬亮・・・・・・・・・コンビニの店員・広山 潤
タテタカコ・・・・・・・コンビニの店員・宮嶋さなえ
木村祐一・・・・・・・タクシーの運転手・杉原
遠藤憲一・・・・・・・パチンコ屋の店員・京橋
寺島進・・・・・・・・・少年野球の監督
★★★☆☆
□HP http://www.daremoshiranai.com/
やはりあちこちですすり泣く声がしていました。
私は予想外に泣きはしなかったけれど、やはりやるせない気持ちで胸がつまった。
「戦ピ」「ミスティック・リバー」を観た後のような、どっしり重たい気持ち。
明の電話を取った母の声「はい、山本です。」を聞いた時の表情なんて参ったよー。
そしてあの歌。 「宝石」
そうそうこれ歌ったタテタカコって、コンビニの店員の役だったのねぇ。
さっき知った!
最初にキチッとした脚本があるのではなく、その場その場で話し合いながら積み上げていったストーリーだったようです。
自然な演技を引き出すために、ほとんど自然光だけでこっそりと覗きこむようなドキュメンタリーちっくな画がまた自然に見えて良かった。
約1年かけて撮ったらしいので、四季それぞれのほんものさがあった。
髪が伸びたりしていたのもほんものなんだろうな。
12歳の少年がたった一人で背負うにはあまりのも重く切ない責任なのに、妹弟を守るために淡々と出来る限りのことを行っていく、前向きな生き抜く力は凄い。
あの状況の中で子供たちが凄く生き生きしていた。
毎日の中に楽しい事を上手く見つけていてたくましい。
それだけが救いだった。
だ~れも知らない知られちゃいけ~ない~♪ が頭の中でかかってました(苦笑)
(一緒に住めなくなるから)児童署などに助けを求めず、自分の妹弟を守ろうとする強い兄だけど、
遊びに走ってしまうシーンがあったりして少年が持っている心の弱さもちゃんと描かれていて、硬い表情と目の明が、友達や学校にほんの少しだけ触れた時にみせる笑顔が逆に切なく感じたりもして。
柳楽くんはね~~~
素の柳楽くんはかなーりのシャイで、インタビューもまともに答えてないし一緒にいる監督やYOUがフォローしているくらい。
そういう部分が出ているのかニヤけたシーンが随所にあって、ニヤニヤ顔が印象に残る。
ドラマ「クニミツの政」とはまた違う印象でした。
でも目がいい。
柳楽くんなくしては成立しない映画でした。
母親役がYOUというのも助かった。
イメージだけどこれが杉田かおるや国生さゆりだったら、キツさが目立って笑顔を見せても鬼母に見えたかもしれない。
YOUのほんわかした所と愛情を感じさせる雰囲気が、家族一緒にいる時間の幸せ感が伝わってきて良かった。
こういう女性って(YOUではなく福島けい子)精神的にまだ幼稚で、だらか本気で子供たちを愛していたのだろうな。
愛情が子供たちに伝わらないと、あんなに幸せでいられない。
コンビニの店員も、なんとか父親たちも好意的で助けられたし。
キムの演技は上手いね~。 ぶっきらぼうな怖い親父って雰囲気を出してました。
遠藤憲一も寺島進も少しの出演ながらイイ味。
まぁ子を持つ重みを知る前に愛欲、欲望だけで子作りをする身勝手な男がいるのも問題だよね。
2004年8月28日(土)シネカノン有楽町
「宝石」 作詞・作曲 タテタカコ
真夜中の空に問いかけてみても
ただ星が輝くだけ
心から溶け出した黒い湖へと
流されていくだけ
もう一度天使はボクにふりむくかい?
僕の心で水浴びをするかい?
やがてくる冬の嵐に波が揺られて
闇の中へぼくを誘う
氷のように枯れた瞳で
僕は大きくなっていく
だれもよせつけられない
異臭を放った宝石
私はニュースで聞き覚えがあった。
4人の子供の父親は皆違うこと、1人は虐待で死亡したこと、
後に施設に入った長男が、今何をしたいかの問いに「勉強したい」と答えていたこと。
衝撃的だった。
□参照サイト
「巣鴨子供置き去り事件」
について、詳しく載っています。(5番目)
実際の事件の方は、さらに痛ましいく悲劇的結末を迎えています。
公判で証言台に立った長男は、母親の期待に応えられなかったと、自分を責めて泣いたという。
1988年で14歳だから30歳。 大人になって、どんな思いで生きているのかな。
そして映画化されたことをどんな風に見つめているのかな。
□「カナカナ」
同じ事件を元ネタに映画が1994年に上映。
全然知らなかった。 こちらのストーリーは全然違うけどね。
シネカノン有楽町で観ました。
ビックカメラの8F(受付は7F)に映画館があるなんて初めて知りました。
偶然にも31日に試写会でよみうりホールに行くんだけれど、そこが7Fで思わぬ場所確認が出来ました。
16:20上映の回を観ようとして、15時半に友人たちと待ち合わせをしてて。
一番最初に着いたので三枚チケを買ったら、横の窓口で買っている男性で満席分だったとかで危ないところでした。
整理券No.順の入場だったので、もう最前列しかないだろうってわかっていたけれど、この回しか観られないしね。
「シュレック2」で一番前には懲りていたけれど、字幕つかない分ほんのほんの少しマシでした(苦笑)
ネタバレ感想長いです、覚悟あり。
<英題> 「NOBODY KNOWS」
<公開時コピー> 「生きているのは、おとなだけですか」
「ワンダフルライフ」「ディスタンス」の是枝裕和監督。 兼プロデューサー兼脚本。
1988年「西巣鴨子供4人置き去り事件」をモチーフにしている。
当時、無責任な母親を叱責する報道が多かった中、是枝監督が気に留めたのは「お兄ちゃんは優しかった」という子供たちの証言だったそう。
そこから、世間から見れば悲惨としか思えない子供たちだけの暮らしの中にも、幸せな時間が流れていたことをイメージし、本作品へと繋がったという。
監督自身が最初に断っているのは、この作品は実際に起きた事件に触発されて、監督が自由にイマジネーションを展開させたフィクションである、と。
音楽はゴンチチ。
カンヌ国際映画祭2004年男優賞柳楽優弥、日本初カンヌ史上最年少で受賞
<あらすじ> トラックからアパートに荷物が運び込まれてゆく。
引っ越してきたのは母けい子と4人の子供たち。
だが、大家には父親が海外赴任中のため母と長男だけの二人暮らしだと嘘をついている。
母子家庭で4人も子供がいると知られれば、またこの家も追い出されかねないから。
その夜の食卓で母は子供たちに「大きな声で騒がない」「ベランダや外に出ない」という新しい家でのルールを言い聞かせた。
子供たちの父親はみな別々で、学校に通ったこともない。
それでも母がデパートで働き、12歳の明が母親代わりに家事をすることで、家族5人は彼らなりに幸せな毎日を過ごしていた。
そんなある日、母は明に「今、好きな人がいるの」と告げる。今度こそ結婚することになれば、もっと大きな家にみんな一緒に住んで、学校にも行けるようになるから、と。
ある晩遅くに酔って帰ってきた母は、突然それぞれの父親の話を始める。
楽しそうな母親の様子に、寝ているところを起こされた子供たちも自然と顔がほころんでゆく。
だが翌朝になると母の姿は消えていて、代わりに20万円の現金と「お母さんはしばらく留守にします。京子、茂、ゆきをよろしくね」と明に宛てたメモが残されていた。
この日から4人の子供たちだけになったことも誰も知らない。。。
柳楽優弥・・・・・・・・明
北浦愛・・・・・・・・・京子
木村飛影・・・・・・・・茂
清水萌々子・・・・・・ゆき
韓英恵・・・・・・・・・紗希
YOU・・・・・・・・・・・福島けい子
串田和美・・・・・・・大家・吉永忠志
岡元夕紀子・・・・・大家の妻・吉永江理子
平泉成・・・・・・・・・コンビニの店長・中延司
加瀬亮・・・・・・・・・コンビニの店員・広山 潤
タテタカコ・・・・・・・コンビニの店員・宮嶋さなえ
木村祐一・・・・・・・タクシーの運転手・杉原
遠藤憲一・・・・・・・パチンコ屋の店員・京橋
寺島進・・・・・・・・・少年野球の監督
★★★☆☆
□HP http://www.daremoshiranai.com/
やはりあちこちですすり泣く声がしていました。
私は予想外に泣きはしなかったけれど、やはりやるせない気持ちで胸がつまった。
「戦ピ」「ミスティック・リバー」を観た後のような、どっしり重たい気持ち。
明の電話を取った母の声「はい、山本です。」を聞いた時の表情なんて参ったよー。
そしてあの歌。 「宝石」
そうそうこれ歌ったタテタカコって、コンビニの店員の役だったのねぇ。
さっき知った!
最初にキチッとした脚本があるのではなく、その場その場で話し合いながら積み上げていったストーリーだったようです。
自然な演技を引き出すために、ほとんど自然光だけでこっそりと覗きこむようなドキュメンタリーちっくな画がまた自然に見えて良かった。
約1年かけて撮ったらしいので、四季それぞれのほんものさがあった。
髪が伸びたりしていたのもほんものなんだろうな。
12歳の少年がたった一人で背負うにはあまりのも重く切ない責任なのに、妹弟を守るために淡々と出来る限りのことを行っていく、前向きな生き抜く力は凄い。
あの状況の中で子供たちが凄く生き生きしていた。
毎日の中に楽しい事を上手く見つけていてたくましい。
それだけが救いだった。
だ~れも知らない知られちゃいけ~ない~♪ が頭の中でかかってました(苦笑)
(一緒に住めなくなるから)児童署などに助けを求めず、自分の妹弟を守ろうとする強い兄だけど、
遊びに走ってしまうシーンがあったりして少年が持っている心の弱さもちゃんと描かれていて、硬い表情と目の明が、友達や学校にほんの少しだけ触れた時にみせる笑顔が逆に切なく感じたりもして。
柳楽くんはね~~~
素の柳楽くんはかなーりのシャイで、インタビューもまともに答えてないし一緒にいる監督やYOUがフォローしているくらい。
そういう部分が出ているのかニヤけたシーンが随所にあって、ニヤニヤ顔が印象に残る。
ドラマ「クニミツの政」とはまた違う印象でした。
でも目がいい。
柳楽くんなくしては成立しない映画でした。
母親役がYOUというのも助かった。
イメージだけどこれが杉田かおるや国生さゆりだったら、キツさが目立って笑顔を見せても鬼母に見えたかもしれない。
YOUのほんわかした所と愛情を感じさせる雰囲気が、家族一緒にいる時間の幸せ感が伝わってきて良かった。
こういう女性って(YOUではなく福島けい子)精神的にまだ幼稚で、だらか本気で子供たちを愛していたのだろうな。
愛情が子供たちに伝わらないと、あんなに幸せでいられない。
コンビニの店員も、なんとか父親たちも好意的で助けられたし。
キムの演技は上手いね~。 ぶっきらぼうな怖い親父って雰囲気を出してました。
遠藤憲一も寺島進も少しの出演ながらイイ味。
まぁ子を持つ重みを知る前に愛欲、欲望だけで子作りをする身勝手な男がいるのも問題だよね。
2004年8月28日(土)シネカノン有楽町
「宝石」 作詞・作曲 タテタカコ
真夜中の空に問いかけてみても
ただ星が輝くだけ
心から溶け出した黒い湖へと
流されていくだけ
もう一度天使はボクにふりむくかい?
僕の心で水浴びをするかい?
やがてくる冬の嵐に波が揺られて
闇の中へぼくを誘う
氷のように枯れた瞳で
僕は大きくなっていく
だれもよせつけられない
異臭を放った宝石
柳楽君なくして、あの映画は成立しなかった・・・というのは自分も賛成です。彼の目は惹きつけられる何かを持ってますね。唯、あの若さで大きな賞を獲ってしまった事が、今後の彼に悪い意味での影響を及ばさなければ良いのだが・・・と老婆心で思ってしまいます。子役崩れの人間多いですからね(^o^;;;。まあ、彼はしっかりしてそうなので、その心配はないとは思いますが。
で、「宝石」歌ってるのは、コンビニの店員役の子なんですね。全く知りませんでした。あのちょっと乾いた感じのする歌声は、あの映画に凄く合っている気がしました。
これからも宜しく御願い致します。
ところで、中身のない話で恐縮なのですが、演技中の柳楽君のしゃべり方って、なんとなくキムタクの話し方に似てる気がしませんか?「GOOD LUCK!!」なんかで見せた、自然なカンジ。ごめんなさい、どうでもいいですね…。
もう1つ。最優秀主演男優賞を受賞してテレビに露出し始めた柳楽君の姿は、映画の中の彼に比べてすごく大人びて見えました。逆を言えば、撮影中の彼はすごく幼く見えた。彼は何歳でしたっけ。撮影からカンヌでの受賞までの間に、ずいぶんと大人っぽくなったんですね。その成長の様子が明の成長と重なって、よりリアリティのある映画になったのではないでしょうか。
こちらこそこれからも宜しくお願い致します。
台詞で説明する感じではないから、目はものを言うってああいうことなんだなぁって感じました。
「クニミツの政」「電池が切れるまで」今後も作品選びさえ慎重にしていけば大丈夫かなぁ?
私も感想を書くのにキャストを見ていたら、あれれ?と気付いたのでした。
「宝石」良かったですよね。
>てぃん
私も同感です。
撮影は12歳の時一年かけたというし、現在その頃より身長も伸びたようだし、14歳の今も成長期ですもんね。
家族や友達相手に話す自然さが「GOOD LUCK!!」キムタクに似ていたのかも?
キムタクもかっこつける役より、自然にぼそっと話す雰囲気とかいいですね。
私もブログを8月に始めたばかりなので、こちらこそ宜しくお願い致します。
遅くなりましたが、コメント&トラバどうもありがとうございました!
か こさんの丁寧なレビューに脱帽です。
>そういう部分が出ているのかニヤけたシーンが随所にあって、ニヤニヤ顔が印象に残る。
言われてみると確かに。笑
でも、この笑顔が私はとても好きでした。
普段硬い表情をしているのに、時折見せる子供の笑顔。
パチンコ屋の店員にお金を借りに行った時に
「○○生えているか?」と聞かれた時に見せた子供の笑顔と
お金を借りに来たコトがなかなか言い出せなくて見せた卑屈な笑顔にはとても心打たれました・・・。
>こういう女性って(YOUではなく福島けい子)精神的にまだ幼稚で、だらか本気で子供たちを愛していたのだろうな。
これ、とても納得。
YOUの演技は、とてもそれが伝わってきた。
あ~、こうやってみなさんのレビュー読んでる時で切なさがフラッシュバックしてきます。
これからもどうぞよろしくお願いします♪
みかちさんの「自分の存在が、こんなにも人を幸せに、笑顔にするのであれば、私は子供を産み、そして愛してあげたい。そう思った。」
という言葉が強烈に残っています。
そんなに思えるみかちさんって素晴らしい女性だなと。
長女に注目していた点も新鮮でした。
こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願いいたします
映画は本当、自然でドキュメンタリーのようでしたね。
> こういう女性って(YOUではなく福島けい子)精神的にまだ幼稚で、だらか本気で子供たちを愛していたのだろうな。
監督は母親はそれなりに子供達に対する愛情があったと思ってるようですよね。
私はそれが愛だと言うならば、随分身勝手な愛だと思いました。
愛するって、楽しいことだけでなく、苦しいこと辛いことも引き受けなくてはいけないんだと思いました。
可愛がるだけじゃなくて、責任をもつことも愛なんじゃないかと。
私はそんな風にちゃんと愛せる人になりたいと思いました。
トラックバックはらせてもらいましたm(__)m
書き込み、トラックバックありがとうございます。
ともっちさんもいうように、母親の愛は一方的で身勝手なものだとも思います。
母親としてよりも女としてしか生きられなくなってしまったのだから。。。
反面教師になった女性もいたかもしれませんね。
この映画はどうだったか、よりも観た側がどう感じたか、が知りたい作品になりました。