もうレオン・ライさんが谷原章介さんにしか見えてこない。フフフ
マギー・チャンさんを最後に見たのは「2046」なのでもう6年前。
ジャッキー映画「ポリス・ストーリー」シリーズには欠かせなくて好きだったんですよね。
「ラブソング」は96年なので14年前32歳での作品。
もう彼女の演技なくしては成り立たない映画。
映画とドラマは時間も違うし、韓国風にアレンジも入るだろうし別物と思って観た方がいいのはわかっているけれど、
ヒロイン役の女優が誰に決まるのか、大きいと思います。
レオン・ライさんは当時30歳なので、ヨンハより年上の女優さんでもOKでしょう。
そして香港映画に欠かせないエリック・ツァンさん!!!
「インファナル・アフェア」シリーズのサム役は特に好きです。
この映画でもヤクザ役ですが情にも厚く可愛い面も見せたりして存在感あります。
両面のギャップがたまらないです。
そして「長崎は今日も雨」のカバー「涙的小雨」、
「グッバイ・マイ・ラブ」のカバー「再見!我的愛人」も流れたり、テレサ・テンさんの存在も大きい映画です。
「夢の中の幸せ」「私の心は月が知っている」など歌詞も字幕に出るので、その世界に浸ることが出来ます。
主人公二人にも大きく関わる歌手、誰に決まるのかも注目です。
「甜蜜蜜」
撮影監督のクリストファー・ドイルさんの貴重な役者出演もあったり、
外国人俳優と食事したというだけの思い出を宝物のようにして
彼を待ち続けるシウクワンの叔母役のアイリーン・ツーさんの瞳が印象的だったり。
この映画は香港アカデミー賞で、グランプリなど全9部門に輝いた名作だそうで。
ピーター・チャン監督といえば、
「the EYE」シリーズ、「美しい夜、残酷な朝」など制作ではホラーちっくなイメージがあったのですが、
この映画ではラストのラストシーンが始まりでもあり、素敵な演出がキラリでした。
なんでもない日常的なこと、流れる歳月にそれぞれの人生を描き、表情を丁寧に追っていたりだとか。
「ラヴソング」(原題:甜蜜蜜)
以下、ネタバレありです。
[原題] 「甜蜜蜜」
[コピー] 「もう一度、二人であの歌を聴けたら。」
[あらすじ] 1986年、香港に住む叔母を頼って中国大陸の天津から香港へと出稼ぎにきたシウクワン。
叔母はかつて「慕情」の撮影で香港に来たウィリアム・ホールデンとの思い出を宝物のようにして、男と売春婦の元締めをやっていた。
中国大陸の北部にある天津では北京語を話し、香港では広東語なので会話もままならないシウクワンは、
生まれて初めてのマクドナルドで上手くオーダー出来ないのを店員のレイキウに助けてもらう。
香港では英語も必要だとレイキウは(紹介料を稼ぐため)英語教室へ誘う。
カードやポケベルをレイキウに影響されながらシウクワンは香港での生活に馴染んでいく。
南部にある広東の広州では広東語も話すので最初は明かさなかったけれど
大陸出身者はテレサ・テンが好きという共通点もあり、孤独を感じていた2人はやがて結ばれる。
けれどシウクワンには故郷に残してきた恋人シャオティンがいた。。
恋人を香港に呼んで結婚するのがシウクワンのささやかな夢だと理解しているレイキウは、
マッサージ嬢も始めたある日、ヤクザのパウの担当になる。
怖いのはネズミだけと淡々とマッサージをする彼女に興味を持つパウ。
背中の刺青にミッキーマウスを入れてくるパウにレイキウも親しみを覚える。
お互いに相手がいるのはわかっているものの、シウクワンもレイキウも愛する感情を抑えきれないのだった。。
レオン・ライ ・・・・・・・・シウクワン
マギー・チャン ・・・・・・レイキウ
エリック・ツァン ・・・・・・パウ
クリストファー・ドイル ・・ジェレミー(英語教師)
クリスティ・ヤン ・・・・・・シャオティン
アイリーン・ツー ・・・・・・ロージー(シウクワンの叔母)
「飛べ、この野郎」「くたばれ」とか映画の1シーンを見せながら教えるという英語教室。
面白いです。フフフ ああいう会話中心の方が外国語は覚えやすいのかな。
娼婦と教師が付き合い始めて、彼女の故郷へ帰る理由がエイズというのも物悲しかったり。
田舎者そのものさえない男シウクワン。
車で送ると言って自転車だったり。二人乗りして歌を口ずさむシーンは好きです。
寒いからと着せてあげようとした上着の、ボタンかけにどれだけ時間かけてるの、とか、
露骨なベッドシーンはないものの、唇をむさぼるようなキスシーンが何度かあってけっこう長かったり。
恋人に手紙を書き続けながらレイキウと楽しい時間を過ごしているのは、
幼稚で優柔不断、純粋とは違うような。。(設定が10代だったら仕方ない)
シャオティンが「料理は広東語で妻だから、郷土料理は郷土妻だ」と無邪気に笑うのに、
(力のない)笑顔を返すことしか出来ないレイキウ。
自分達の気持ちに正直になろう、相手に打ち明けようと決めたその夜、
警察に追われ香港を離れる船に乗っているパウと別れることが出来なかったレイキウ。
土砂降りのなか待っていてという言葉のままにずっと立ち尽くしているシウクワンの姿が切なかったです。
そして時が流れ場所はNY。
シウクワンは勧められたコックとチャイナタウンで働いていた。
レイキウもまたパウと転々とした生活を終わりにして新しい人生をNYで始めようとしていた。
その矢先パウがギャングに絡まれ撃ち殺されてしまう。
その遺体確認で見せる、マギー・チャンの表情が素晴らしかった。。
ビザが切れていたので護送車に乗っているレイキウが、出前中のシウクワンを見かけ
(ロック機能は無いのか)車から反射的に降り、渋滞中必死に走るけれど追いつけなかったり、
その数年後、テレサ・テン死亡ニュースを知ったレイキウが街頭テレビで見ていて、
そこを通りかかったシウクワンがニュースに引かれて戻ってきて、
最初はテレビ画面に二人して釘付けになるも、ほぼ同時にお互いの存在に気付き、
全てを悟ったかのような、なんともいえない輝いた笑顔を向けるマギー・チャンが最高!!!
そして冒頭の列車シーン。
ボックス席で眠りこけたシウクワンの真後ろにいたのはレイキウだったという!!!
冒頭シーン、また見直しちゃった。フフフ
・ 「月亮代表我的心」
・ 「甜蜜蜜」 ←思いっきりラストシーンなので注意
・ 「SS501ジョンミン 甜蜜蜜」
マギー・チャンさんを最後に見たのは「2046」なのでもう6年前。
ジャッキー映画「ポリス・ストーリー」シリーズには欠かせなくて好きだったんですよね。
「ラブソング」は96年なので14年前32歳での作品。
もう彼女の演技なくしては成り立たない映画。
映画とドラマは時間も違うし、韓国風にアレンジも入るだろうし別物と思って観た方がいいのはわかっているけれど、
ヒロイン役の女優が誰に決まるのか、大きいと思います。
レオン・ライさんは当時30歳なので、ヨンハより年上の女優さんでもOKでしょう。
そして香港映画に欠かせないエリック・ツァンさん!!!
「インファナル・アフェア」シリーズのサム役は特に好きです。
この映画でもヤクザ役ですが情にも厚く可愛い面も見せたりして存在感あります。
両面のギャップがたまらないです。
そして「長崎は今日も雨」のカバー「涙的小雨」、
「グッバイ・マイ・ラブ」のカバー「再見!我的愛人」も流れたり、テレサ・テンさんの存在も大きい映画です。
「夢の中の幸せ」「私の心は月が知っている」など歌詞も字幕に出るので、その世界に浸ることが出来ます。
主人公二人にも大きく関わる歌手、誰に決まるのかも注目です。
「甜蜜蜜」
撮影監督のクリストファー・ドイルさんの貴重な役者出演もあったり、
外国人俳優と食事したというだけの思い出を宝物のようにして
彼を待ち続けるシウクワンの叔母役のアイリーン・ツーさんの瞳が印象的だったり。
この映画は香港アカデミー賞で、グランプリなど全9部門に輝いた名作だそうで。
ピーター・チャン監督といえば、
「the EYE」シリーズ、「美しい夜、残酷な朝」など制作ではホラーちっくなイメージがあったのですが、
この映画ではラストのラストシーンが始まりでもあり、素敵な演出がキラリでした。
なんでもない日常的なこと、流れる歳月にそれぞれの人生を描き、表情を丁寧に追っていたりだとか。
「ラヴソング」(原題:甜蜜蜜)
以下、ネタバレありです。
[原題] 「甜蜜蜜」
[コピー] 「もう一度、二人であの歌を聴けたら。」
[あらすじ] 1986年、香港に住む叔母を頼って中国大陸の天津から香港へと出稼ぎにきたシウクワン。
叔母はかつて「慕情」の撮影で香港に来たウィリアム・ホールデンとの思い出を宝物のようにして、男と売春婦の元締めをやっていた。
中国大陸の北部にある天津では北京語を話し、香港では広東語なので会話もままならないシウクワンは、
生まれて初めてのマクドナルドで上手くオーダー出来ないのを店員のレイキウに助けてもらう。
香港では英語も必要だとレイキウは(紹介料を稼ぐため)英語教室へ誘う。
カードやポケベルをレイキウに影響されながらシウクワンは香港での生活に馴染んでいく。
南部にある広東の広州では広東語も話すので最初は明かさなかったけれど
大陸出身者はテレサ・テンが好きという共通点もあり、孤独を感じていた2人はやがて結ばれる。
けれどシウクワンには故郷に残してきた恋人シャオティンがいた。。
恋人を香港に呼んで結婚するのがシウクワンのささやかな夢だと理解しているレイキウは、
マッサージ嬢も始めたある日、ヤクザのパウの担当になる。
怖いのはネズミだけと淡々とマッサージをする彼女に興味を持つパウ。
背中の刺青にミッキーマウスを入れてくるパウにレイキウも親しみを覚える。
お互いに相手がいるのはわかっているものの、シウクワンもレイキウも愛する感情を抑えきれないのだった。。
レオン・ライ ・・・・・・・・シウクワン
マギー・チャン ・・・・・・レイキウ
エリック・ツァン ・・・・・・パウ
クリストファー・ドイル ・・ジェレミー(英語教師)
クリスティ・ヤン ・・・・・・シャオティン
アイリーン・ツー ・・・・・・ロージー(シウクワンの叔母)
「飛べ、この野郎」「くたばれ」とか映画の1シーンを見せながら教えるという英語教室。
面白いです。フフフ ああいう会話中心の方が外国語は覚えやすいのかな。
娼婦と教師が付き合い始めて、彼女の故郷へ帰る理由がエイズというのも物悲しかったり。
田舎者そのものさえない男シウクワン。
車で送ると言って自転車だったり。二人乗りして歌を口ずさむシーンは好きです。
寒いからと着せてあげようとした上着の、ボタンかけにどれだけ時間かけてるの、とか、
露骨なベッドシーンはないものの、唇をむさぼるようなキスシーンが何度かあってけっこう長かったり。
恋人に手紙を書き続けながらレイキウと楽しい時間を過ごしているのは、
幼稚で優柔不断、純粋とは違うような。。(設定が10代だったら仕方ない)
シャオティンが「料理は広東語で妻だから、郷土料理は郷土妻だ」と無邪気に笑うのに、
(力のない)笑顔を返すことしか出来ないレイキウ。
自分達の気持ちに正直になろう、相手に打ち明けようと決めたその夜、
警察に追われ香港を離れる船に乗っているパウと別れることが出来なかったレイキウ。
土砂降りのなか待っていてという言葉のままにずっと立ち尽くしているシウクワンの姿が切なかったです。
そして時が流れ場所はNY。
シウクワンは勧められたコックとチャイナタウンで働いていた。
レイキウもまたパウと転々とした生活を終わりにして新しい人生をNYで始めようとしていた。
その矢先パウがギャングに絡まれ撃ち殺されてしまう。
その遺体確認で見せる、マギー・チャンの表情が素晴らしかった。。
ビザが切れていたので護送車に乗っているレイキウが、出前中のシウクワンを見かけ
(ロック機能は無いのか)車から反射的に降り、渋滞中必死に走るけれど追いつけなかったり、
その数年後、テレサ・テン死亡ニュースを知ったレイキウが街頭テレビで見ていて、
そこを通りかかったシウクワンがニュースに引かれて戻ってきて、
最初はテレビ画面に二人して釘付けになるも、ほぼ同時にお互いの存在に気付き、
全てを悟ったかのような、なんともいえない輝いた笑顔を向けるマギー・チャンが最高!!!
そして冒頭の列車シーン。
ボックス席で眠りこけたシウクワンの真後ろにいたのはレイキウだったという!!!
冒頭シーン、また見直しちゃった。フフフ
・ 「月亮代表我的心」
・ 「甜蜜蜜」 ←思いっきりラストシーンなので注意
・ 「SS501ジョンミン 甜蜜蜜」