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乾き

2010-03-21 16:21:17 | 映画
「VAMPIRE CAFE」「キリストンカフェ東京」、もう最後に行ってから10年経つかな。
あの当時「ロックアップ」とか、この手のカフェが流行ってアチコチ楽しんでいました。
まさかまたこういう縁で行く機会が訪れるとは。
内装は赤と黒、棺やシャンデリアもあり雰囲気を楽しめるお店です。
(BGMはクラシック)
VAMPIRE CAFE

映画「渇き」公開を記念してコラボメニューが今月末までの期間限定であります。
劇場鑑賞券や映画オリジナルグッズが当たる抽選イベントを開催中です。
私はハズレクジを引き、また映画を見てねと割引券をいただきました。

 カクテル「この愛、赦し給え」
パインと赤ワイン、パインが強くジュース的に口当たり良かったです。
ヴィジュアルバンド系によくあるナイスボイスのドラキュラ伯爵が、メニューを復唱してくれます。フフフ
(ぁ、復唱させたんだった。。)
ちょうど(伯爵の父親が眠っている設定 ←でも空でしょ?)棺がテーブルの下にある席だったので、何度か蹴ってしまいました。ゴメンネ
サラダを注文するとミニ棺の容器で出てきます。
お通しのサーモンのマリネが美味しかった。
・貢物十字架トーストディップ
・牛ホホのラグートマトクリームスパゲッティー モッツアレラチーズを散りばめて
 ↑牛ホホが柔らかく、最後の方は血をイメージしたデミグラスソース味のパスタになってました。
・黒ベーコンのカルボナーラピザ
 ↑真っ黒なベーコンではなく端が黒く焼けていました

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聖職者に様々な誘惑がふりかかるったら、キリスト教の象徴ぶどう酒を血に置き換えたらどうなるか、
という発想から生まれたというヴァンパイア映画。
だからわかりやすく原題のまま「コウモリ」でも良かったんじゃ?
邦題「乾き」になった理由は何だったのでしょうか。
パク・チャヌク監督といえば、復讐三部作「復讐者に憐れみを」「オールド・ボーイ」「親切なクムジャさん」が有名。
(個人的には「JSA」も好き。)
なのでバイオレンスシーンはそれなりにリアル。
血もドバドバ出ますが目を背けたくなるほどではなく、血をすする音の方があれかな。。
(ぁ、エロ度は「霜花店」の方が高めだと思う。)

人を救いたい、何とかしてあげたい、と真面目なほどユーモラスに見えてきたり、
暗いムードの中にもクスッと笑えるところもあったりしてて。
ソン・ガンホさんはもちろん、ユジン母他でお馴染みキム・ヘスクさんが強烈でした。
あの目の動きがね。。
ヒロインのキム・オクピンさんはこの映画では松たか子と坂井真紀を足して割ったような雰囲気でした。
(「ヴォイス」の子って全然わからなかった )
神父と出会い愛し合うようになって、犬のように扱われた生活から人として女として変貌していく様はあっぱれでした。
常連のシン・ハギュンさんはやっぱり市川染五郎に似て見えるし。。
「過速スキャンダル」で可憐な園長先生を演じたファン・ウスレさんが、どこで出るのかと思ったらパッと見気付かないところでした。

サンヒョンもつぶやいています。。
■Twitter 「sanghyun_kawaki

[受賞2009年]
第62回カンヌ国際映画祭 審査員賞
第13回 カナダ モントリオール・ファンタジア映画祭 最優秀アジア映画ブロンズ賞
第42回 スペイン シッチェス・カタロニア国際映画祭 主演女優賞(キム・オクピン)
第30回 青龍映画賞 音楽賞(チョ・ヨンウク)

[原題] 「박쥐」(コウモリ)
[コピー] 「この愛、赦し給え」
[あらすじ] 猛威を振るう謎のウィルスのワクチンを開発するため自死を覚悟の上で人体実験に参加した神父サンヒョンは
輸血をされた正体不明の血液によってヴァンパイアと化してしまう。
そんなある日、幼馴染のガンウの妻テジュに巡り合う。
彼女のあどけなさと不思議なまでの色香にサンヒョンは心かき乱され、
テジュもまた抑圧的な日常生活から逃れるかのように猛烈なまでにサンヒョンに惹かれていった。
次第に二人は欲望を抑えきれず、唇を貪るように求め合う。
神の教えに反する意識に苛まれながらもかつて体験したことのない快楽に身を焦がしていき、
されにはガンウの殺害までも企てるのであった。
しかし速度を増しお互いを求め合っていく二人の罪深き愛の行く手には、
その後知る由もない数奇な運命が待ち受けている。。。

ソン・ガンホ ・・・・サンヒョン 神父
キム・オクピン ・・テジュ
キム・ヘスク ・・・ラ夫人 テジュの姑
シン・ハギュン ・・ガンウ テジュの夫
パク・イナン ・・・老神父
ソン・ヨンチャン ・・スンデ
オ・ダルス ・・・・ヨンド
チェ・ヒジン ・・・看護師
ソ・ドンス ・・・・・ヒョソン
イ・ファリョン ・・・ク博士
ラ・ミラン ・・・・・ユ看護師
ファン・ウスレ ・・呼び笛女の子
■HP 「http://kawaki-movie.com/
(↓注 以下ネタばれあり)

ヴァンパイア化したサンヒョンの血を飲んでテジュも再生しヴァンパイア化するのですが、
サンヒョンはあくまで神父で、昏睡状態にある患者から血液をチューブですすったり自殺サイトを利用したりするのですが、
テジュは欲望がむき出しで手段を選ばずどんどんエスカレートしていってしまう。
(ヴァンパイアとして)あるがままの自分を受け入れ愛してくれたテジュを、
愛するが故に何でもしてあげたいと、失いたくないと強く思うサンヒョンだったけれども
ああいう最期をとるしかなかったわけで。。
ただ、テジュの血がたれてしまったすり林檎を飲んだラ夫人は生きた段階で口にしたからヴァンパイア化しなかったのかな、とか
ラスト、身動き出来ないまま車中でどうなるのかとか気になっちゃいました。。フフフ


2010年3月20日(水)ヒューマントラストシネマ有楽町
イトシアプラザ4階にある映画館で、初めて入りました。
傘立てや荷物かけもあるし、座席はゆったり幅広だし居心地良かったです。




ソン・ガンホ出演作、けっこう好きです。

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