長い間御無沙汰していました。書かなくてはと思いつつも筆不精が・・・・・
その後の経過と現状をご報告いたします。
PSAは以下のように変化しました。
12.11.02:0.19 13.02.01:0.28 13.03.22:0.26 13.04.26:0.36
13.05.24:0.30 13.0726:0.32
と、確実に上昇してきました。しかし術後の上昇はゆっくりしたものでした。
念のために、骨シンチ、造影MRI、CT等撮影しましたが転移は認められませんでした。
主治医の意見に基づき、親戚の医師にも相談した結果、放射線治療を行うことといたしました。
幸いS病院の設備は昨年導入されたトモセラピーと言うもので、高精度の放射線治療が行えるものだそうです。
まずCTで撮影した画像に基づき、部位により強度を変調させつつ照射するものです。
従って障害も小さいと聞き、決断しました。
照射は2.2Gy(グレイ)×29回=63.8Gyとなりました。
7月末から始まり、15回過ぎまでは特に感じなかったのですが、以降下痢をしやすくなりました。
もともと、腸は丈夫でなく、下痢をしょっちゅうしていましたので、苦にはなりませんでしたが、
土、日を休むと比較的回復するものでした。これが放射線性直腸炎だろうと思います。
もっとも日常生活で苦心したのは、治療開始時に、腸内にガス溜りがなく腸が膨れていないこと、及び、膀胱には適度の尿が溜まっているようにすることでした。
これらはいずれも、腸や膀胱に無用の放射線が当たらないようにするためだそうです。
注意していても私は腸内のガス抜きを3回もされてしまいました。先生には申し訳ないことです。
治療時間は私専用の人型に入り、画像撮影4分、確認1分、照射治療4分と順調なら10分で終了しました。
幸い、下痢以外は支障なく規定回数を終了し、今後どのように変化するか見て行きたいと思います。