書き込み内容に合うように、タイトルを変更しました。
「麗しの真空管アンプ」弄りで、焼け木杭に火が付きました。
僅か2WのアンプでALTEC 620Bが朗々と鳴る。
比較用に山荘より持ち帰った「珠玉の直熱管アンプ」と組み合わせたらどうなのだろう。楽しみです。
爺のガラクタ部屋の主役はALTEC 620Bです。
「浅川マキ」を聴きたくて、自分なりに贅を尽くしました。
先ず、最初にオーディオ師匠作の全段差動300Bプッシュプルアンプを誂えました。
プリアンプは今は師匠作管球式プリアンプを使っています。
他のオーディオ装置もそれなりのものを揃えました。
時代変遷の激しいDACは最新のものを使っています。
ALTEC 620Bが本妻ならば
Westlake Audio Lc.265.1v
特注脚 付き
○Westlake Audio Lc.265.1v主な仕様
方式 | :3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式 |
周波数特性 | :48Hz~18kHz ±3dB |
能率:91db/m /W
高さ70cm、奥行き28.5cm、幅22.5cm(実測値)
重さ:19.0kg(カタログ値、以下の項目も同じ)
ウーファー(コーン型):直径15.5cm ✖️2(ダブルウーファー)
ミッドレンジ(コーン型):直径12.8cm
ツィター(ドーム型):直径2.5cm
クロスオーバー周波数:180hz、4,500hz
再生周波数の上限は18khz。ハイレゾ対応ではありません。再生周波数内でのバラツキ±3dBは優秀な数値です。
Westlake Audioはも元々、スタジオモニターを創業の起点としているので、周波数管理もシビアなのかもしれません。
ハイレゾ対応は商業的な売り文句になりますが、イコール「高級」ではありません。
現代設計のブックシェルスピーカーとしては高能率な方です。
*スピーカーの入力端子は二組あります。「ウーファー」と「ミッド+ツィター」を別々のアンプで駆動可能、バイアンプ対応です。
自分は一台のアンプで駆動しています。
この場合、二組の端子をショートさせドッキングする方法もありますが、一台のアンプから2組のスピーカーコードを伸ばして、それぞれの端子に繋ぐバイワイヤーにしています。(バイアンプの有利性は理解しますが、バイワイヤーはプラシーボかも)
Lc.265.1vの能率は91db/m /W。
ALTEC 620Bは103db/m /W。
能率差は16倍あります。
全段差動300Bプッシュプルアンプ(出力17W)はALTEC 620B専用です。
Lc.265.1vには業務用半導体アンプ(出力150W)と組ませていました。
出て来る音は味も素っ気もない。モニタースピーカーの系譜だからは言い訳にならない。
何処かに片付けたくとも、重くて嵩張るのでしまう場所がない。
ウオールナット製キャビネットは綺麗なです。いつの間にか部屋の調度品になっていました。
「麗しの真空管アンプ」(出力2W)はALTEC 620Bを十分鳴らせることが分かりました。
では、全段差動300Bプッシュプルアンプ(出力17W)はLc.265.1vを鳴らせるかも?
良い音を奏で始めました。艶っぽく鳴っています。
直熱三極管効果かな〜
ALTEC 620Bの上で全段差動300Bプッシュプルアンプがもう一台寝ている。
起こそうかな〜