知人が住んでいた山村の住まいを別荘として借りたのは4年前。
直後にコロナ禍が襲う。
過疎地域。住人は高齢者ばかり。
コロナ感染は致命傷になりかねない。
部外者が足繁く訪れるのはどう思われるかは想像が付く。
春から秋に掛けて訪れることはあっても、泊まることはほとんどなかった。
泊まらなくても、春から秋に掛けて、空気の入れ替え、掃除、周囲の草刈り・・・・・秋には水道栓を閉めて、凍結防止ヒーターを入れて、1年間の管理作業が終了する。
泊まらなくても、周囲との交流も始まった。
変な爺と思われていても、不審者扱いはされなくなったと思う。
コロナは一応一段落。今年の夏は泊まろう。
問題はある。ネズミが出る。行く度に、置く、毒餌が綺麗になくなっている体。
侵入場所を特定しようとしたが分からない。全く独立した部屋に置いた毒餌もなくなっている。出入り口は複数あるようだ。
困った。寝ている時に鼻の頭でも齧られたらどうしよう。
Amazonプライムディでネズミ対策グッズ(超音波と光の点滅でネズミを威嚇)購入し、1週間前に仕掛けた。
グッズから1m、2m、4mと言う風に距離別に毒餌を置いて、減り具合を調べることに。
6日後の昨日、効果を確認するために行きました。
置いた毒餌は何処も減っていない。効果はあった。
ネズミが光と音に慣れれば、効果がなくなる可能性もある。
昨日は2台目を持って行った。
現在の建築様式はベタ基礎ですが、この家は昔ながらの束床構造。
動物は床下を自由に出入り可能です。市街地なら野良猫くらいしか想像できませんが、
山間地では何が棲みついているか分かりません。
ここは野生動物のテリトリー。人はしんにゅうしゃなのです。
とはいえ、住みつかれても困る。床下に置きました。
効果確認のため、急遽、泊まることにしました。
ネズミかどうか分かりませんが、床下で動くものがいる。光が点滅を続けている。
冷蔵庫の音しかしない。全く無音の世界。
ネズミ騒動に遭わずにぐっすり眠りました。
いや、一部訂正。
泊まる予定でなかったので、半袖・半ズボンの軽装でした。
マットレスの上に薄い毛布を敷いて横になり、加藤登紀子(独寝の子守唄等)を聴いていたのだけれど、肌寒さで直ぐには寝付けなかった。結局、寝袋を持ち出した。
家の中でキャンプ気分。
キスゲ アキアカネ