ジャズ喫茶「木馬」店主との雑談
店主:音源は何が好み?
と切り出されれば思い浮かぶのは、
LPレコードが好きか、それとも CDが好きか になる。
ここジャズ喫茶「木馬」には一時CDプレーヤーも置いてあったが、
大分前に撤去し、ここではLPレコードしか聴けない。
カメック爺:LPレコードの良いところは・・・聴くまでに一連の儀式が必要。
ジャケットからLPレコードを取り出す。
LPレコードを拭く。
LPプレイヤーの調子(カートリッジ、アーム等)を伺う。
LPレコードをターンテーブルに乗せる。
レコード吸着式LPプレイヤーを愛用している。吸着の状況を確認する。
ジャケットを飾る。
これから聴くと意気込みがある。
LPレコードとCDの音質はどちらが上かと言うことはない。物による。
LPレコードのオリジナル製(複製ができない)は大事にしたい。
木馬店主:LPレコードの演奏時間が丁度良い。CDは長すぎる。一枚聴くには集中力が持たない。
カメック爺:そう言う視点もあったか。なーるほど
CDはLPのA面、B面の両面が入るように設計されている。
LPレコードはSPでは複数枚必要だったものを一枚で一曲が聴けるようにしたものです。
自分がCDを聴くときは、流し聴きの場合がそのままだけれど、自分の聞きたい曲だけをセレクトすることが多い。リモコン一つで出来るのでお手軽です。
流し聴きなら、ハードディスク上の音源を引っ張り出すネットオーディオが適している。音楽配信では事実上∞。
CDは探さねばならないけれど、ネットオーディオはジャンル・曲名・演奏者で検索できる。よりお手軽。
演奏時間の短いSPレコードはその分、集中して聴けるのかもしれない。
子供の頃から、親には集中力がない。飽きっぽい。将来が心配と言われてきた。
音楽愛好家にはなれず、音狂になったのも当然なのかもしれません。