事前に組み立てシュミレーションをすべきでした。
配線図に合うようにラグ板、トランス等を並べ、どのように並ぶのか、繋がるのかを最初に確認すべきでした。
パーツの積み込み、配線はマニュアルだけでは足りない。別添のトランスの配線図が必要です。
では、自分の実際の作業を振り返ります。
①マニュアルに従って細かい部品はラグ板に組み付けました。
マニュアルの図に従って、部品を配置し、ハンダ付けする。いもハンダに注意すれば良い。
②トランス類等の大型パーツをシャーシーにボルト留めしました。シャーシー内は狭苦しくなります。
それらの隙間に小さなパーツをボルトで留めました。狭い場所での作業。ドライバーが真っ直ぐに入らない。力任せに無理矢理止めて、ネジ山を壊してしまった箇所もありました。100円ショップの工具は精度が低い。ネジ頭の+➖の窪みを痛めることになる。弘法も筆を選ぶ。まして、素人が作業するのですから無理をする。工作精度の高い工具が良いようです。
トランス類、ラグ板を組み込み、これから各パーツの配線と言うところで、ギブアップとなりました。
木を見て、森を見ず が敗因です。
どうすれば良かったのか。
①については特に問題はありません。
②の組み込み手順が間違っていました。
①で組み上がったラグ板、電源トランス、出力トランス、チョークトランス、スピーカー端子等をシャーシーに仮置し、作業手順を検討すべきでした。
そうすれば、配線図が理解できる。マニュアルだけでは分からないところが出てくる。
分からないままに間違ったまま進めると手戻りが増える。結果として、二重・三重に手間が掛かることになる
作業空間の確保は重要です。シャーシーの端から順に組み込むべきでした。
パーツの組み付け前にパーツ同士の配線をハンダ付けしておけば、狭所作業は減ります。
講師先生にとっては常識でも、講習生にとっては常識的ではありません。こんなことを訊いて良いのかと思うことも尋ねるべきでした。