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生涯最後?のDACの最終打ち合わせ 2023.05.08

 DAC?と言うより、オーディオシステム・コントローラー( DAC付きプリアンプ)の表現が合っているかもしれません。

 外装の漆塗り加工(外注)する段階になりました。加工穴(スイッチ、接続端子)の最終決定をしなければなりません。
 自宅でお茶しながら製作者(設計者)と打ち合わせをしました。

 現在愛用中の全段差動?プリアンプ、全段差動300Bパワーアンプは同じ製作者の20年以上前の作品です。

 DACはこれまで市販品を使っていました。
 増幅部は全て同じ製作者の作品に統一されます。

○これまでの経緯
 最後のDAC?の注文仕様

○特徴
・使用DACチップ:バーブラウン(テキサスインスツルメント) 1704?
・インターステージトランス(特注品&中古タムラトランス)搭載
・外装:特注漆塗りシャーシ

◎入・出力端子
○デジタル入力端子
・RCAアンバランス 2
・XLRバランス   1
・光        2
・USB        1(フロント側に設置、給電機能付)

○アナログ入力端子
・RCAアンバランス 2組(4)

○アナログ出力端子
・RCAアンバランス 2組(4)
・XLRバランス   2組(4)

 (だったかな〜、必要十分な入力端子、出力端子を付けました) 

*打ち合わせ後の変更
 
・外部クロック入力端子追加 
 理由① 外部クロック入力端子付CDトランスポートと同期をとる。
 理由② CD音源のクロック数は44.1khz。現代設計DACは96khz。192khz対応です。
 コンピュータミュージックではクロック数の変更が可能。音源のクロックに揃えています。
 アマゾンミュージックプレミアムでは元音源がCDと推定されるものも96khz録音が多い。DACのクロックは外部クロックで制御して、音源のクロックに揃えています。
 現在のメインオーディオシステムではそうしている。これを踏襲する。

・ラウドネス機能(可変ボリューム式)追加
 小音量時は低音を増強した方がバランス良く聞こえます。フレッチャーマンソン効果。
 昔は普通に付いていたトーンコントロール、低域ブーストは音質劣化を招くと言うピュアオーディオの名の元に排除されてしまいました。

・リモコン機能追加
 当初設計段階でありませんでしたが可能になりました。学習リモコン使用。

*スイッチ連動電源コンセントは付けませんでした。
 プリアンプで他のオーディオ機器のON・OFFが出来るので消し忘れがありません。

 パワーアンプの電源を入れたまま、プリアンプの音量を絞らずに電源を切ると、スピーカーからボソッと嫌な音が出ます。高能率スピーカーユニットにダメージを与えかねません。
 電源を入れる時は川上側のCDプレイヤー(トランスポート)、DAC、プリアンプ、パワーアンプの順にしています。切り時は逆にするのが原則です。
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