DAC?と言うより、オーディオシステム・コントローラー( DAC付きプリアンプ)の表現が合っているかもしれません。
外装の漆塗り加工(外注)する段階になりました。加工穴(スイッチ、接続端子)の最終決定をしなければなりません。
自宅でお茶しながら製作者(設計者)と打ち合わせをしました。
現在愛用中の全段差動?プリアンプ、全段差動300Bパワーアンプは同じ製作者の20年以上前の作品です。
DACはこれまで市販品を使っていました。
増幅部は全て同じ製作者の作品に統一されます。
○これまでの経緯
最後のDAC?の注文仕様
○特徴
・使用DACチップ:バーブラウン(テキサスインスツルメント) 1704?
・インターステージトランス(特注品&中古タムラトランス)搭載
・外装:特注漆塗りシャーシ
◎入・出力端子
○デジタル入力端子
・RCAアンバランス 2
・XLRバランス 1
・光 2
・USB 1(フロント側に設置、給電機能付)
○アナログ入力端子
・RCAアンバランス 2組(4)
○アナログ出力端子
・RCAアンバランス 2組(4)
・XLRバランス 2組(4)
(だったかな〜、必要十分な入力端子、出力端子を付けました)
*打ち合わせ後の変更
・外部クロック入力端子追加
理由① 外部クロック入力端子付CDトランスポートと同期をとる。
理由② CD音源のクロック数は44.1khz。現代設計DACは96khz。192khz対応です。
コンピュータミュージックではクロック数の変更が可能。音源のクロックに揃えています。
アマゾンミュージックプレミアムでは元音源がCDと推定されるものも96khz録音が多い。DACのクロックは外部クロックで制御して、音源のクロックに揃えています。
現在のメインオーディオシステムではそうしている。これを踏襲する。
・ラウドネス機能(可変ボリューム式)追加
小音量時は低音を増強した方がバランス良く聞こえます。フレッチャーマンソン効果。
昔は普通に付いていたトーンコントロール、低域ブーストは音質劣化を招くと言うピュアオーディオの名の元に排除されてしまいました。
・リモコン機能追加
当初設計段階でありませんでしたが可能になりました。学習リモコン使用。
*スイッチ連動電源コンセントは付けませんでした。
プリアンプで他のオーディオ機器のON・OFFが出来るので消し忘れがありません。
パワーアンプの電源を入れたまま、プリアンプの音量を絞らずに電源を切ると、スピーカーからボソッと嫌な音が出ます。高能率スピーカーユニットにダメージを与えかねません。
電源を入れる時は川上側のCDプレイヤー(トランスポート)、DAC、プリアンプ、パワーアンプの順にしています。切り時は逆にするのが原則です。