(芸大界隈のネコはどれも妙に人なつっこい)
10年近く前に仕事でお付き合いのあった方の絵画展の案内をふとしたことからいただいたもので、東京都美術館へ。旺玄展。大画面の洋画が延々と並んでいて、一公募展にこれだけの大作がこんなに出てくることに、絵画人口の層の厚さを感じた。電柱工事の人とか、リサイクルを待つ廃材だとか、題材の選び方が奔放で面白かった。スナップ写真のような気軽さでいて、また違う、ちょっと見入ってしまうポイントのズレが不思議だ。うまく言えないのだが。
◆JPS展/東京都美術館
ケンコー賞を受賞していた「浜景色」という作品に目を奪われた。番小屋?の窓辺で遠い目線の老婆の横顔。喧噪が消え、穏やかな時間の流れと静かな波音に包まれた気分。今年は四季の定点作品が多いように思ったが、日本カメラ賞を受賞していた、ストロボでディテールを露わにした廃アパートの窓から見える森の四季をとらえた「窓」が秀逸だった。もしかして岩手県の有名な廃墟?。学生コーナーのRoadgraphyだったか、闇夜に浮かぶガソリンスタンドを無機的に捕らえた作品、最近他でも見かけた記憶があるが、何か他にも応用できないかしら。
展の最後の方、会員の四ッ切りモノクロプリントが縦3段にぎっしり展示されていて、桑原史成や細江英公がなにげに混ざっている。贅沢というか乱暴というか。
10年近く前に仕事でお付き合いのあった方の絵画展の案内をふとしたことからいただいたもので、東京都美術館へ。旺玄展。大画面の洋画が延々と並んでいて、一公募展にこれだけの大作がこんなに出てくることに、絵画人口の層の厚さを感じた。電柱工事の人とか、リサイクルを待つ廃材だとか、題材の選び方が奔放で面白かった。スナップ写真のような気軽さでいて、また違う、ちょっと見入ってしまうポイントのズレが不思議だ。うまく言えないのだが。
◆JPS展/東京都美術館
ケンコー賞を受賞していた「浜景色」という作品に目を奪われた。番小屋?の窓辺で遠い目線の老婆の横顔。喧噪が消え、穏やかな時間の流れと静かな波音に包まれた気分。今年は四季の定点作品が多いように思ったが、日本カメラ賞を受賞していた、ストロボでディテールを露わにした廃アパートの窓から見える森の四季をとらえた「窓」が秀逸だった。もしかして岩手県の有名な廃墟?。学生コーナーのRoadgraphyだったか、闇夜に浮かぶガソリンスタンドを無機的に捕らえた作品、最近他でも見かけた記憶があるが、何か他にも応用できないかしら。
展の最後の方、会員の四ッ切りモノクロプリントが縦3段にぎっしり展示されていて、桑原史成や細江英公がなにげに混ざっている。贅沢というか乱暴というか。
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