初めて漫画を予約して買ってしまった。
40代夫婦の出産から育児のあれこれで、第1巻では共感する場面がいっぱい。0歳児のぽちゃぽちゃの足にまつわる「いい足事件」とか、3時のあなたのテーマソングの替え歌とか、どうせ母親がくればすぐ泣き止むのにと思いながら泣く子を抱いているのを見た妻の「本気でアヤしてないよね」とか。
反面、「うんこしたおむつを替えられないからイクメンではない」などと妻から言われているのが、すごく意外で、もったいない。撮りためた動画について「過去を編集するために丸一日「今」をつぶす。ものすごく人生の無駄なように思える。」には、写真趣味の者にとっては過去を愛でるのは日常的なことなので、撮りためたスナップを一日かかってプリントアウトするなんて無駄どころか楽しみなのだが、そうではないタイプの人にはちがうんだなとあらためて感じた。とはいえ写真ならともかく、動画の編集って待ち時間ばかりかも。やったことないわ。
酷暑の折、ベビーキャリアで子を抱いて店に入り、ビールと餃子で熱くなった父の身体に子供が悲鳴を上げる場面で、「初めて娘に叱られる」のセリフには、ちょっとうらやましい響きを感じた。
第2巻楽しみ。
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