上北沢暗室雑記帳

写真に関するよしなしごとを

写真展の後、善福寺川へ

2010-06-20 23:05:22 | 写真展
■LIGHTS OF JAPAN/LANGUILLIER BERNARD/新宿ニコンサロン
 キャンバスに蝋引きしたようなペーパー?に、遠景の抽象的な山岳写真は絵画のように見えた。おまけにパノラマ合成で、近景から遠景までばっちりピントの合ったのもあり、ますますそう見えた。ここに掲げられた山々が、日本人登山家や愛好家が撮るものと同じ場所なのかどうかよく知らないが、よく見かける雰囲気の山岳写真とはちょっとちがう…ような気が。で、何が違うのか?。うーん、…わずかに赤みががっているところ、かな。

■ゆめえぞら/深尾憲英/新宿ニコンサロン
 建替のための取り壊しを待つ団地の隅々の断片。年月の蓄積を感じさせる古びたもの達なのに、みずみずしい色合いでプリントしてあるのが面白い。が、これらの被写体にはやはり既視感が。

 この土曜日、散髪帰り、雑司ヶ谷の猫だまりに猫はおらず、ニコンで写真展を見て帰宅後、善福寺緑地へ。こちらも猫はおらず。やはり暑い時期は涼しいところに居場所を変えるのだろう。キョロキョロしながら川沿いを走っていくと人だかりが。川面に鴨の親子がいた。


 親鳥と思しき鴨に、10羽ほどの小鴨が付き従っていてかわいらしい。


 岸から餌が投げ入れられると一目散に飛びついていく。素早さに驚き。小さな体なのにはっきりとしたウェーキが。


 蚊に食われながら日が暮れるまで眺めた後、また上流に走っていくと、こんどは鷺が。近寄ってほぼ真上から見ていると、素早く水中をつついた嘴に小魚が。おおっ!。こんなの初めて見た。


 背中に置きピンしていたのでぼけているが、獲物の姿を前後のカットを含めて見てみると足があるように見え、もしかしたらカエルかエビか?。胸びれが長い魚、なのだろうと思うのだが。
 猫は見かけなかったが、鳥に癒やされた日であった。
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