2015年 一陣の旋風が 日本列島を 通り過ぎていった。日本人が いまだ 経験しなかった
出来事であった。それは、一人の総理大臣の権力による 憲法無視という 法外な手段で
政治が強行された。
まさに議会民主主主義の終焉である。「悪貨は良貨を駆逐する。」グレシャムの法則そのものである。
わずか 有権者の20数%の支持しかないのに 阿部内閣の誕生を日本国民は 許してしまったのである。
政治がここまで腐ってくると 確かに悪臭も強くなり その根本も明確になってきた。心ある政治家たちが
この非道な内閣を崩壊すべしと 国民連合政府の構想を持ち出した。野党の統一ということが 表に出て
来ると その色分けも自然と鮮明になってきた。本来 リベラルな野党であってみれば 阿部政権の政策は
当然拒否するはずである。安倍政権のやっていることは 保守党ですら避けて通るような 至極な右翼的施策
であるからだ。
しかし、私は思うのだが、議会無視・憲法無視・野党無視・国民無視そんな青磁がまかり通るものではない。
そういう雰囲気はすでに整った。大学生を中心とした若者の会。学者の会。弁護士の会。母の会というような
外郭団体が 表面だってかつどぅを始めた。
安全保障法の廃止・脱 原発・辺野古の基地反対・消費税の10%拒否・といったような国民的問題点に共鳴してのことである。
来るか 日本列島 波高し。
政治といえば あまねく国民の幸福を追求しなければならないことである。そして今一つは 国民をだまさないということだ。
戦後最低の政治にストップをかけねばならない。