税を軽くして国民を豊かにすれば、国力も強くなるものである。
だから 国家が多くの 課題を抱えて 財政が苦しくなったとしても
政府が 我慢すべきであって 税の制度を変えて国民に重税をかけると、
いった政策はとるものではない。
よく古今の事績を見てみなさい。道理が明らかてない世においては
財政が不足して 悩むようなとき、必ずと言っていいほど小賢しい
小役人を使って 民を攻め立てて税を取り立てさせる こうして
一時の欠乏を補うこと補うことのできる才能のあるものを 会計に
明るい役人とみて あのてこの手で民から搾り取るといったことをさせる。
そのため国民は国民で その税の取り立てを 逃れるために 詐欺的行為
をしたりして 狡猾に動き結局政府と国民が 互いにだましあい
お互いを敵と思うようになり熱意に分裂してしまうのである。
あまりにも 今日的であるため 全文(西郷遺訓)から上梓させていただいた。
日本ほど税金のすくない国は他にないと政府は言っていた。幾度も幾度も聞くたびに
其れならなぜ 国民は あくせくしているのか。私は自分が 国に支払っているものを
取り上げて計算してみた。何と17%の税金を国に支払っているのである。
なぜ、他国は消費税を高く取られても 文句言わないで 支払するのか。
それだけ政府を信頼しているし、政府も民生に税金を費やしているからである。
「巧言令色 少なし仁」
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