無理が通れば 道理が引っ込む。

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誠の指導者たる者 策を弄すべからず。

2015-12-11 13:38:36 | 日記

 

国策を決定し 遂行しようとするとき 指導者の 資質が問われる。

 

私が 決めます。」と言って 国民に 約束していない 消費税を10%

もあげた 総理大臣がいた。 「どぅだ。誰もしり込みして決められなかった

消費税を おれは決めた。」彼は自信 あふれたような 様子で 与党の座をいとも

簡単に 対立候補に引き渡した。

 

しかし、そのことで党員の誰も 文句をつけるものはなかった。いやいや文句をつけた

党員は 総スカンを食ってしまった。そして彼は党から追放された。

消費税を決めた 人を立派な 指導者と選挙民は受け止めたらしい。そして反対した議員は

党の規則を破ったと追放された。

この総理 また一つ勇み足をした。尖閣国有化を宣言した。これは国民的に高く評価された。

しかし、尖閣が日中平和条約時から 正式の交渉に至る気はまだ熟していなかった。日本人は

自国の領土ということを信じていたが、中国もそういっていることを承知の上の事であった。

党の総理も個人が尖閣問題をもてあそぶより 国家が管理していたほうがトラブルを避けられ

と支持ていたのだろうか。案の定 日中の問題に険悪な様相もただよっいる。

策略をもって国策を論じても そのことがリーダーシップとは言わない

真実を国民に吐露して 国民の支持を得て国策を進めることが指導者の最大の力である。

日本人は 外交的に不適格である。これは語学が 下手からだ。という人がいる。外交の裏付けになる

軍備が持てない、強力な軍事力を持たないなどというが これは言い訳に過ぎない。

誠に強い国とはどんな国が 頭を冷やして考えてみる必要がある。原子爆弾を保有している国に 原発を

売り込みに行っている 総理大臣がいる。「死の商人」という人もいる。世界で唯一原発の洗礼を受けた

日本の指導者には そんな大臣はいないだろう。国民もまた原子力に触れることを良しとする国民もいないだろう。

原子力は文明の利器には入らないからだ。むしろ文明を破壊するからだ。


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