ネヘミヤ記
エルサレムの城壁再建
(ネヘミヤ1:1,2)
「ハカルヤの子ネヘミヤのことば。
第二十年のキスレウの月に,
私がシュシャンの城にいたとき,
私の親類のひとりハナニが,
ユダから来た数人の者と
いっしょにやって来た。
そこで私は,
捕囚から残ってのがれた
ユダヤ人とエルサレムのことについて,
彼らに尋ねた。
すると,彼らは私に答えた。
『あの州の捕囚からのがれて
生き残った残りの者たちは,
非常な困難の中にあり,
またそしりを受けています。
そのうえ,
エルサレムの城壁はくずされ,
その門は火で
焼き払われたままです。』」
ネヘミヤは,
エルサレムの城壁の崩れていることを
聞きます。
○
ネヘミヤの祈り
(ネヘミヤ1:4口語訳)
「わたしはこれらの言葉を聞いた時,
すわって泣き,
数日のあいだ嘆き悲しみ,
断食して天の神の前に祈って,」
ネヘミヤはまず祈ります。
○
城壁の再建
(ネヘミヤ2:17口語訳)
「しかしわたしはついに彼らに言った,
『あなたがたの見るとおり,
われわれは難局にある。
エルサレムは荒廃し,
その門は火に焼かれた。
さあ,われわれは再び世のはずかしめを
うけることのないように,
エルサレムの城壁を築こう』。
ネヘミヤは,
城壁の再建の計画を宣べます。
○
城壁の完成
(ネヘミヤ6:15)
「こうして,城壁は五十二日かかって,
エルルの月の二十五日に完成した。」
エルサレムの城壁再建は,
52日目に完成しました。
○
罪の告白
(ネヘミヤ9:2,3)
「『かえって,
彼らも,その息子たちも,
これらの国々の娘をめとり,
聖なる種族がこれらの国々の民と
混じり合ってしまいました。
しかも,つかさたち,
代表者たちが
この不信の罪の張本人なのです。』
私はこのことを聞いて,
着物と上着を裂き,
髪の毛とひげを引き抜き,
色を失ってすわってしまった。」
2020-10-23