主の晩餐
(マルコ14:22)
「取りなさい。
これはわたしのからだです。」
イエス・キリストは,
「いのちのパン」
(ヨハネ6:35)
であると言いました。
ここでは,裂かれたパンを
「わたしのからだです」
と言います。
このあと,
イエス・キリストは十字架で,
体が引き裂かれます。
○
(マルコ14:23,24)
「また,杯を取り,
感謝をささげて後,
彼らに与えられた。
彼らはみなその杯から飲んだ。
イエスは彼らに言われた。
『これはわたしの契約の血です。
多くの人のために
流されるものです。』」
杯のぶどう酒は,
イエス・キリストの血のことです。
血はいのちをあらわしています。
ここでの契約とは,
イエス・キリストが
十字架の血によって,
信じる者の罪を
赦すというものです。
「主の晩餐」は,
「過ぎ越しの食事」
の中でのことであると
記しています。
☆彡
主の晩餐(聖餐式)の制定
(マルコ14:22-26)
「それから,
みなが食事をしているとき,
イエスはパンを取り,
祝福して後,
これを裂き,
彼らに与えて言われた。
『取りなさい。
これはわたしのからだです。』
また,杯を取り,
感謝をささげて後,
彼らに与えられた。
彼らはみなその杯から飲んだ。
イエスは彼らに言われた。
『これはわたしの契約の血です。
多くの人のために
流されるものです。』
まことに,
あなたがたに告げます。
神の国で新しく飲むその日までは,
わたしはもはや,
ぶどうの実で造った物を
飲むことはありません。」
「パン」とは,
イエス・キリストの体です。
○
私たちが行っている
聖餐式(主の晩餐)は,
パンを分かち合い,
ぶどう酒を飲むことを通して,
イエスの十字架の出来事を
心に深く刻みます。
イエスが,
弟子たちに注がれた愛を,
身をもって,
パンとぶどう酒を
イエスから受け取ります。
2020-10-31