エデンの園
(創世記2:8,9)
「主なる神は東のかた,
エデンに一つの園を設けて,
その造った人をそこに置かれた。
また主なる神は,
見て美しく,
食べるに良いすべての木を
土からはえさせ,
更に園の中央に命の木と,
善悪を知る木とを
はえさせられた。」
エデンの園は,
現在のイラクの南にあったと
考えられています。
アダムは神の最高の被造物として,
エデンの園で,
働いていました。
○
(創世記2:15)
「主なる神は人を連れて行って
エデンの園に置き,
これを耕させ,
これを守らせられた。」
○
(創世記1:28)
「神は彼らを祝福して言われた,
『生めよ,ふえよ,地に満ちよ,
地を従わせよ。
また海の魚と,空の鳥と,
地に動くすべての生き物とを
治めよ』」。
○
(創世記2:9)
「また主なる神は,見て美しく,
食べるに良いすべての木を
土からはえさせ,
更に園の中央に命の木と,
善悪を知る木とを
はえさせられた。」
「命の木」は肉体の死を妨げるもの
「善悪の知識の木」は
神の命令に対する
アダムの従順を試すために
置かれました。
(創世記2:16,17)
「主なる神は
その人に命じて言われた,
『あなたは園のどの木からでも
心のままに取って食べてよろしい。
しかし善悪を知る木からは
取って食べてはならない。
それを取って食べると,
きっと死ぬであろう』」。
○
生き物に名をつける
(創世記2:19,20)
「そして主なる神は
野のすべての獣と,
空のすべての鳥とを土で造り,
人のところへ連れてきて,
彼がそれにどんな名をつけるかを
見られた。
人がすべて生き物に与える名は,
その名となるのであった。
それで人は,すべての家畜と,
空の鳥と,野のすべての獣とに
名をつけたが,
人にはふさわしい助け手が
見つからなかった。」
名は本質をあらわします。
神は,
生き物の支配を人に任せました。
○
妻が助けてとなる。
(創世記2:23-25)
「そのとき,人は言った。
『これこそ,
ついにわたしの骨の骨,
わたしの肉の肉。
男から取ったものだから,
これを女と名づけよう』。
それで人はその父と母を離れて,
妻と結び合い,
一体となるのである。
人とその妻とは,
ふたりとも裸であったが,
恥ずかしいとは思わなかった。」
☆彡
天地創造の由来
(創世記2:8-25)
主なる神は東のかた,
エデンに一つの園を設けて,
その造った人をそこに置かれた。
また主なる神は,見て美しく,
食べるに良いすべての木を
土からはえさせ,
更に園の中央に命の木と,
善悪を知る木とをはえさせられた。
また一つの川がエデンから
流れ出て園を潤し,
そこから分れて四つの川となった。
その第一の名はピソンといい,
金のあるハビラの全地をめぐるもので,
その地の金は良く,
またそこはブドラクと,
しまめのうとを産した。
第二の川の名はギホンといい,
クシの全地をめぐるもの。
第三の川の名はヒデケルといい,
アッスリヤの東を流れるもの。
第四の川はユフラテである。
主なる神は
人を連れて行ってエデンの園に置き,
これを耕させ,これを守らせられた。
主なる神はその人に命じて言われた,
「あなたは園のどの木からでも
心のままに取って食べてよろしい。
しかし善悪を知る木からは
取って食べてはならない。
それを取って食べると,
きっと死ぬであろう」。
また主なる神は言われた,
「人がひとりでいるのは良くない。
彼のために,ふさわしい助け手を造ろう」。
そして主なる神は野のすべての獣と,
空のすべての鳥とを土で造り,
人のところへ連れてきて,
彼がそれにどんな名をつけるかを見られた。
人がすべて生き物に与える名は,
その名となるのであった。
それで人は,
すべての家畜と,空の鳥と,
野のすべての獣とに名をつけたが,
人にはふさわしい助け手が
見つからなかった。
そこで主なる神は人を深く眠らせ,
眠った時に,そのあばら骨の一つを取って,
その所を肉でふさがれた。
主なる神は人から取った
あばら骨でひとりの女を造り,
人のところへ連れてこられた。
そのとき,人は言った。
「これこそ,ついにわたしの骨の骨,
わたしの肉の肉。
男から取ったものだから,
これを女と名づけよう」。
それで人はその父と母を離れて,
妻と結び合い,一体となるのである。
人とその妻とは,
ふたりとも裸であったが,
恥ずかしいとは思わなかった。
2020-03-08