10月4日

年に1度の図書館主催のボランティア交流会が、4日にありました。家庭の事情で出席が危なかったので、団体「おはなし日和」の二人目という肩書で申し込んでありました。かみしばいクラブは出席希望者がいたので、助かりました。

会議の詳細は図書館があとで議事録を関係団体に配布して下さるので、自分の目でみたポイントだけ記録したいと思います。
 ボランティアの方々は、大まかに言うと、「権威派」と「民主派」が拮抗しているような状態のように思えます。
「権威派」の方々は、「自分が権力に寄り添っていることに気づいていない」か「それがステップアップだと好ましく思っている」か、「よくわからない」か、どれかのように思えます。

今年の正月明けに郵便などで大騒ぎした私ですから、なんとか責任をとりたいと思っていました。
それで、「話題にしてほしいこと」などどいう事前調査に、「自由な選書のために心掛けていること」「会の中で上下関係を作らないように心掛けていること」の2つを書き、「自由な選書」の根拠として「図書館の自由に関する宣言」を各団体に配布して欲しい旨、要望を挙げておきました。図書館はそのようにしてくださいました。

これについて、席上、進行係りから説明を求められたので、以下のように私は発言しました。
・20年ほど前に、中川正文氏から「人は最初に教えてくれた人を母親のように思ってしまい、その枠からはみ出すことができなくなってしまう」と言われたことがある。
・そのため、自分は 常識を壊すような方向で考えてやってきた。
・某区のボランティアから「自分たちは図書館の会なのだから、図書館の言うとおりにやるしかない」などという意見があった。図書館の会であれば、なおのこと自由に関する宣言を読んでやればいいと思う。
・図書館は民主主義を目指すものであると思う。民主主義は人に上下関係を作らないのだから、そのように向かうべきだ。

 これについて意見を皆さんに求めたところ、「ダメな本」(だったかな)、というような激しい言葉で、自分たちはそういうものを排除するのだ、良書を広めるのだ、という意見が出ました。
実は、こういう意見を引きだせて、私はある意味満足しています。新潟市で、表に出ないですが、某さんを「会の主宰者」としての集まりがあるのを知っていました。私も「ステップアップして下さいね」などと誘われたことがあります。それらに参加すると、考え方や絵本の趣味、語り口、口癖、漫画(線画)を激しく批判するような様子が主宰者とそっくりになっていきます。これらは表現差別もあるので大問題だと思うのですが、それらを表ざたにすることができました。それに、「主宰者」ということは、自分がトップにいて、上下関係がある組織だということは歴然としています。これら権威主義から、民主的な組織に転換を促したいと私は思っているのですが、他の人の心の中はどうすることもできません。 事実をあらわにして、皆さんのお考えにまかせるしかないですね。



 

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