図書館・語り・紙芝居・集団相手の絵本よみ・ボランティアなどについて書きます。
絵解きボランティア
ボランティアステップアップ講座の発言
2024-12-02 / 資料
2024/12/1 ほんぽーとにて、ボランティアテップアップ講座 石倉発言(全体で20分程度)
1 最初の説明
① 「紙芝居は子どもの文化である」「子ども学・子どもの文化の概念は30年位前から広まった。だから30年位前の偉い先生は子ども学の概念が無い可能性がある」「それを踏まえて私たちはアップデートの必要がある」
② 「紙芝居はストーリーテリングである」「口演童話・おはなし・語り・ストーリーテリング、これらは皆同じ」「自分の言葉で語る」(全日本語りの祭りでは紙芝居は一つの分科会として採用されている、と言うのを忘れた)
③ ジャンル分けの説明。当会のネタ帖をもとに、参加型・物語型に区分けする。
特に、物語型について「長い部分は短くカットしてよい」「ストーリーテリングなので自分の言葉で語る」「『相手に分かってもらおうとして変わってしまった』というのは著作権の範囲外、と石倉は電話で協会に聞いてある」「直に書き込まないこと。付箋に書くか、別の紙に書いて持って読む」
2 道具の説明
① 長机の左側に舞台をセットする。画面を見て語るための演者の立ち位置から。
② レジかご・無いときは小さい段ボール2個並べる(メルカリ送付用にあちこちで売っている)・ベニヤ板を2枚ガムテープで張ったもの・布・舞台と拍子木(図書館から借りられる・事前申請が必要)・照明・マイク・マイクを下げる板・幕紙
3 実演
二人とも、去年や今年の入会者であると説明。
① 参加型として『にいがたクイズかみしばい』より「のっぺ」(石倉)
② 参加型として『きょうのばんごはんなあーに?』(山岸)
③ 物語型として『馬になったむすこ』(鈴木)。やる前に 石倉が、絵本『ふしぎなやどや』を示し、長さや活字の大きさの違い、また、紙芝居は「骨太」で、絵本は「細部にこだわりがある」ことを説明し、ボランティアの選択によることを説明。
4 質疑
① 抜いた紙は後ろに入れなくて良いのか?
答え:どっちでも良い。
ただし、私は横に立って、抜いた紙は左手に持って読み、抜いた紙は入れない。紙を入れてしまうと後ろに立たなくてはならない。すると、自分で画面を見ることができない。やり方としては、左手のカードの文字を語り、聞き手と目を合わせ、本番でも画面を見る。例えば絵の人物が困った顔をしているのに明るい声を出すわけにいかない。練習の時も絵から離れることはない。(手作りコンクールの時に習ったと説明した)
【当日言わなかったが、付け加え】この質問者は「紙芝居文化の会」の講習で習ったと思われる。「差し込む間が大事」との「まついのりこ」の意見だが、これはまつい氏の個人的な感覚で、人により違う。
また、紙芝居(だけではないが)が、物語で人々を戦争に引っ張ったという過去の歴史を考えている。当時は姿を隠して演じて、戦争を現実味の無い美談として捉えさせた。これを繰り返さないために、演じ手は操作する姿を見せ、強すぎる集中を避け、物語型であっても現実の人との目線のやり取りを大切にしたい。
現在、声優が吹き替えをするときは、台本を手に持ち、目はチラチラと画面を見る。プロは本番でも、言葉と絵が離れないように注意をするのである。 以上
1 最初の説明
① 「紙芝居は子どもの文化である」「子ども学・子どもの文化の概念は30年位前から広まった。だから30年位前の偉い先生は子ども学の概念が無い可能性がある」「それを踏まえて私たちはアップデートの必要がある」
② 「紙芝居はストーリーテリングである」「口演童話・おはなし・語り・ストーリーテリング、これらは皆同じ」「自分の言葉で語る」(全日本語りの祭りでは紙芝居は一つの分科会として採用されている、と言うのを忘れた)
③ ジャンル分けの説明。当会のネタ帖をもとに、参加型・物語型に区分けする。
特に、物語型について「長い部分は短くカットしてよい」「ストーリーテリングなので自分の言葉で語る」「『相手に分かってもらおうとして変わってしまった』というのは著作権の範囲外、と石倉は電話で協会に聞いてある」「直に書き込まないこと。付箋に書くか、別の紙に書いて持って読む」
2 道具の説明
① 長机の左側に舞台をセットする。画面を見て語るための演者の立ち位置から。
② レジかご・無いときは小さい段ボール2個並べる(メルカリ送付用にあちこちで売っている)・ベニヤ板を2枚ガムテープで張ったもの・布・舞台と拍子木(図書館から借りられる・事前申請が必要)・照明・マイク・マイクを下げる板・幕紙
3 実演
二人とも、去年や今年の入会者であると説明。
① 参加型として『にいがたクイズかみしばい』より「のっぺ」(石倉)
② 参加型として『きょうのばんごはんなあーに?』(山岸)
③ 物語型として『馬になったむすこ』(鈴木)。やる前に 石倉が、絵本『ふしぎなやどや』を示し、長さや活字の大きさの違い、また、紙芝居は「骨太」で、絵本は「細部にこだわりがある」ことを説明し、ボランティアの選択によることを説明。
4 質疑
① 抜いた紙は後ろに入れなくて良いのか?
答え:どっちでも良い。
ただし、私は横に立って、抜いた紙は左手に持って読み、抜いた紙は入れない。紙を入れてしまうと後ろに立たなくてはならない。すると、自分で画面を見ることができない。やり方としては、左手のカードの文字を語り、聞き手と目を合わせ、本番でも画面を見る。例えば絵の人物が困った顔をしているのに明るい声を出すわけにいかない。練習の時も絵から離れることはない。(手作りコンクールの時に習ったと説明した)
【当日言わなかったが、付け加え】この質問者は「紙芝居文化の会」の講習で習ったと思われる。「差し込む間が大事」との「まついのりこ」の意見だが、これはまつい氏の個人的な感覚で、人により違う。
また、紙芝居(だけではないが)が、物語で人々を戦争に引っ張ったという過去の歴史を考えている。当時は姿を隠して演じて、戦争を現実味の無い美談として捉えさせた。これを繰り返さないために、演じ手は操作する姿を見せ、強すぎる集中を避け、物語型であっても現実の人との目線のやり取りを大切にしたい。
現在、声優が吹き替えをするときは、台本を手に持ち、目はチラチラと画面を見る。プロは本番でも、言葉と絵が離れないように注意をするのである。 以上
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