図書館・語り・紙芝居・集団相手の絵本よみ・ボランティアなどについて書きます。
絵解きボランティア
表面をくすぐるのでなく
普段、あれこれ思いついたことを投稿ボックスに入れておいて、読み返し・直しを繰り返して公開するのですが、何せブログの初期投稿画面は、ひな型が「投稿する」にボッチがついているので、そのままクリックしてしまいました。別のページを書くことにします。これは、あれこれ書いたものを、つぎはぎした文章です。
昨日は、絵本の会がらがらどんのメンバーとして、社会福祉功労者の表彰をいただきに街に出かけました。去年の優良読書グループ県表彰に続き、社会福祉の方の表彰で、とてもうれしく思っています。福祉に大勢の方々が関っておられることを肌で感じることはめったにないので、その空気を吸うことはいいチャンスだと思っていました。
絵本の方は、ブックスタート事業の取り掛かりで、各種講座があったようです。私はちょっと疲れが出て、今年はパスしました。講座では、「おやつ絵本と主食絵本」の説明があったようで、「ああ、やっぱり」とまたまたドッと疲れが出てしばらくブログに向き合う気持ちになれませんでした。おやつはおやつなりに、主食は主食なりに、それぞれ子どもの栄養になるのだと言い続けたつもりだったのですが、どこも優等生が幅を利かせているのではないかなあ、と思っています。
駄菓子を見ると、本当にすごい子ども文化だなあと思います。子ども文化を無視し差別して子どもの成長を願うのは無理があると思う。なにより、策定会議の先生方も、最後は「絵本はおもちゃだなあ」などとおっしゃっていたのに、NPOの指導者が依然「あれはだめよ」といわんばかりだったそうで、と、参加者の方がそういっていました。自分で直に聞いていないので言いにくいのですが、それでも書かずにはいられません。すいません。
大きな税金をかけて策定会議をやり、その結果が反映されないボランティア講習だったのではないでしょうか。
タイトルに「表面をくすぐるのでなく」と入れました。絵本は「表面をくすぐるのでなく」「心の深いところに届くような本」を、とボランティア講習の「選書」のところで習いましたが、今はどうでしょう。
わらべうたでは「こちょこちょ」とくすぐり大笑いするのに、絵本ではなにか高級なものを届けなくちゃいけないみたいな感覚ですね。ホンとにね、こちょこちょは大切なんだよね。脳も刺激を受けるしね、生物学的にもすごく大切なんじゃないかと思います。真面目で不安だらけの子育ての現場を研究して、お母さんの負担が少なくなるような方向に持っていってもらえないだろうか。絵本講座に「子ども文化」の項目が入るのは、一体いつになるのだろう。
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