図書館・語り・紙芝居・集団相手の絵本よみ・ボランティアなどについて書きます。
絵解きボランティア
『紙芝居の歴史を生きる人たち』
『紙芝居の歴史を生きる人たち』畑中圭一/著(子どもの文化研究所)
やっとパソコンに向かえる状態になってきました。
本も、休み休み読みましたが、文字も大きく読みやすかったです。
私も、街頭紙芝居の経験がないので、それらの聞き書きは、あちこちに散らばっているのを読んで想像したり、現在の状態がたまにネットに上がっているのを見たりしていました。命を落とそうとしている女の子の枕元で語ったという逸話は、なかなか胸に迫るものがあります。そのくらい子どもたちの近くにあったのでしょうね。
話がエンドレスに続くのが街頭紙芝居の特徴なのでしょうが、印刷紙芝居ではそれはほぼ不可能ですし、地域にすごい作り手がいて、その人がキャラクターを作って手作りでやっていく、そんな方法しか思いつきません。地域で「なんとかレンジャー」と観光用に作られたキャラクターがいて、それらが活躍するようなテレビ番組も見たことがありますが、それを公園とかで紙芝居でやる、という方法もありますよね。なんだか夢物語のような気がします。
そうそう、『みいちゃんの春』のシリーズは、それぞれやる時期が幅広すぎて早すぎたり遅すぎたり実演時期がずれることが多いから、「1月のみいちゃん」「2月のみいちゃん」とか月ごとにしてくれるといいんだがな~などという意見も出ました。これは続きものにならないかなあ。
別の項目ですが、紙芝居の起源について、いろいろ書かれているのが興味深かったです。大衆文化として卑下することなく、自分たちの足元をしっかり踏み固めて、人の役に立つことで継続できると思っています。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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本日、blog記事を拝見しました!
畑中圭一著『紙芝居の歴史を生きる人たち』の紹介記事を掲載くだってありがとうございます。
私は、子どもの文化研究所で、この著の編集をさせていただきました。そして、覚えていてくださるかどうか…。
水谷章三先生の講演をされた新潟に、子どもの文化の鈴木孝子さんと一緒におじゃまさせていただきました高瀬です!