つれづれなるかも

興味のあることを日々書いてみます
(スポーツの話題が多いです)

虫のしらせ

2004-07-27 08:47:16 | Weblog
みなさんは虫の知らせって信じますか?

わたしは結構信じてます。霊感や霊能者とまでいくと胡散臭い気もしますが、「虫のしらせ」を「第六感」と言い換えればなんとなく分かってもらえるでしょうか。

私の母親はそういった「第六感」の強い人です。

私が6歳の頃の話です。
父親の趣味が釣りだったので私はよく父と一緒に釣りに行っていました。
とある朝、母がこんなことを言ったそうです。
「○○(私のこと)が川に落ちて流された夢を見たから今日は釣りに行くのはやめて」と。
父は笑いながら「今日は川じゃなくて海に行くから大丈夫だよ」と相手にしません。。
しかしあまりに母が真剣なのでこう尋ねたそうです。
「で、川に落ちてその後○○はどうなった?」
「知らない人達が助けてくれたわ」
じゃあ死なないんだから大丈夫だろなどど笑って結局釣りに行くことになりました。
普段乳飲み子だった弟の世話のため留守番していた母でしたが、その日だけはどうしてもと言って弟を抱いたまま同行することになりました。

その日の釣りはいわゆる入れ食い状態で楽しかったので私も父も母の言葉など忘れていました・・・が、気がつくと私は海の中にいました。ふざけていたわけでもはしゃいでいたわけでもなく、落ちたときの記憶もありません。なにかに引っ張られたのでしょうか。
母の予言とは違い、海に飛び込んで私を助けたのは父自身でしたが、その父と私を陸に引き上げるのに多くの釣り人が手伝ってくださいました。
場所は岸壁だったので、溺れることよりも岩などによる怪我が心配されたそうですが、私はかすり傷一つありませんでした。

この事件以来母の「虫のしらせ」は我が家では全面的に信じるようにしています。
他にも死んだ叔父が何度も夢にでるのでおかしいと母が言うので、お盆でもないのにお墓まいりに行くと、墓石が倒れていたなどというエピソードもあります。

今日はなんでこんな話を書いたかというと、
私自身も母の血を受け継いでいるのかなぁと最近感じているからです。

先日のお店のお客さんとの会話です。
お客さん「明日駅前のお祭り見に行くの」
私「へ~、足の怪我には気をつけてね」

変な会話でしょ?
お祭りから足の怪我という発想がどうして出てきたのか私自身にもわかりません。
その場ではそこは流して会話が続いたんですが・・・

次の日お客さんはお祭りを見た帰り道、自転車に乗っていて車と接触事故に遭ってしまったそうです。
幸いたいした怪我は無く、「足の捻挫」で済んだそうです。

後日この話を聞いた私は、真っ先に母のことを思い浮かべました。
私にも母のような「第六感」があるんじゃないかと。

そういえば私、結構懸賞とか当たるんですよ。あんまりいっぱい応募しているわけではないんですが、なんとなく当たりそうな懸賞が分かるんです。
こういういい虫の知らせなら大歓迎なんですけどね。