精神と物質

精神生活と物質生活のバランス

新自由主義について勉強してみた。

2014年11月02日 17時05分19秒 | 自由主義と全体主義
新自由主義は、日本では評判が悪い。大まかにいえば、規制緩和による大企業優先の経済政策…みたいなイメージが先行しているため?…が、それは小泉・竹中路線などの政策の失敗面による結果論であり、本来の新自由主義の本質からすればひとつの側面にすぎない、と思われる。

そこで、本家の英米や古典的自由主義など新自由主義のルーツに遡り、新自由主義について学習してみようと思う。

まずは、『古典的新自由主義』について、ウィキペディアからいの引用。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E8%87%AA%E7%94%B1%E4%B8%BB%E7%BE%A9



古典的新自由主義

初期の自由主義が古典的自由主義と呼ばれるように、初期の新自由主義は古典的新自由主義(クラシカル・ネオリベラリズム)とも呼ばれ、ハイエクやミーゼスなどを含む戦間期のオーストリアの経済学者を中心として作成された。彼らは、社会主義政府とファシズム政府の両方によってヨーロッパで自由主義が衰退して行く状況を懸念して自由を再構築する試みを開始し、新自由主義の基礎となった。
新自由主義の中心概念は法の支配であった。ハイエクは、強制が最小となった場合に自由が最大となると信じた[31]。ハイエクは自由な社会でも強制の完全な廃止は不可能と信じていたが、強制を望むかどうかの判断は個人に許される必要があると論じた。彼はその実態は法で、その使用は法の支配であるとした[32]。この考えを実現する重要な仕組みには権力分立などが含まれ、この概念が立法者から短期的な目標追求を分離し、また多数派による絶対権力を防止する事で、法に実効性を持たると考えた[33]。そして立憲主義の概念により立法者も成立した法によって法的に束縛される。
また古典的新自由主義は伝統を尊重し、進歩には実用主義的なアプローチを使用し、保守的な運動を指向した。著名な例には、チリのアウグスト・ピノチェト、イギリスのマーガレット・サッチャー[34]、アメリカ合衆国のロナルド・レーガンなどがある。
1980年代には、新自由主義的な目的の実践的な宣言であるワシントン・コンセンサスが成文化された。


とある。
文中に出てくるハイエクは、第二次世界大戦中に書いた『隷属への道』という、社会主義経済が国家を全体主義化するメカニズムを解き明かした著作で有名な政治哲学、経済の学者である。
上文を簡単にいえば、全体主義に対峙する政治指針として確立されたのが古典的新自由主義である』ということである。

野菜の苗

2014年09月24日 23時46分30秒 | ダイアリー
数日前に石灰を撒いておいた庭の片隅の小さな畑。午前中の雨が止んだのでホームセンターで苗を買ってきた。畝を作って牛糞や油かすを入れて肥料をやって埋め戻して苗を植えた。ついでにゴテチャの種も撒いた。

ライアーゲーム感想文

2014年09月24日 06時12分16秒 | 文章表現術


昨夜、『ライアーゲーム1』を読む。シナリオとしてヒットする要素が要所にあると思われ、そのへんを明確にすることは文章表現の道においても役に立つ気がするのだが、最後のクライマック過ぎた部分のストーリー展開に若干ひっかかるところがあり、それについて書いてみる。

……というわけで、以下ネタバレになるのでまだ読んでない人は読んでからどうぞ。

せっかくゲームに勝ったのに自分の取り分の5千万円を先生にあげる超お人好しの主人公。その上、協力者の詐欺師まで5千円を先生にあげる。

道義的にみてこの行為は正しいのか?

金に目がくらんで教え子を騙し、不幸に突き落とそうと平気な先生を同情から許し、その罪さえもご破算にして五千円をポンとあげる、という行為は道義的には正しいとは私は思わないのだが、しかし、一億の負債を抱えて生きるのか……と考えると、たぶん死ぬな……と想像がつくわけで、そうすると、いくら極悪人でもそんなところに追い込むようなことをしたらまともな良心があれば「自分を許せない」と罪の意識にさい悩まされるかもしれない。それに、そうした慈愛によって先生が改心する可能性はある。と考えれば道徳的といえよう。

人を不幸にして手に入れた金を使って幸福になれるわけがない、と考えられる感覚というのは健全な道徳意識である。

つまりこのストーリーの結末は道徳的に正解なのだ。

……だが、残念な点はせっかく主人公達に道徳的に正しいことを行わせながら、とってつけたような不自然な行為に読者が感じるような展開にしてしまっている点である。しかし、好意手的に解釈する江波、そうした表現はマンガより小説のような形式のほうが 描きやすいのかもしれない。



ブログ紹介

2014年05月23日 17時10分08秒 | 日記


このブログの内容について

予定してるカテゴリーは以下です。
大体、以下のカテゴリー枠にそって書いていきたいと思います。

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電子本の作り方
i Tunes Storeで楽曲販売する方法
さよくでも民族派でもない


HPはまだ工事中ですが、 Deep Blue

D5100で撮ったミニチュア風灯籠

2013年07月13日 22時58分15秒 | 写真

Nikon D5100で撮ったミニチュア風灯籠。