精神と物質

精神生活と物質生活のバランス

慰安婦問題、強制連行なかった

2013年05月31日 20時22分40秒 | コンサバどうですか
慰安婦問題、強制連行なかった……これが動かぬ事実である。
捏造のきっかけは共産党関係者の出した本だったが、韓国政府がこれを利用、そして河野洋平という自民党の売国政治家が『政府として認めた』ために嘘が歴史的事実となった。当然、祖先への名誉回復と、今後の世代に汚名を残さぬために事実関係を明らかにし、国際社会になかば定着しつつある誤った認識を変えていく地道な努力が必要である。橋下氏の今回の失言は、こういった『誤った認識を変えていく地道な努力』という観点からも甚だマイナスにしかならない粗暴な発言だった。
だが、橋下氏を非難する社民党やマスコミ等の中には橋下氏以上に酷いのがかなりいる、という状況でなんともはや。

以下は、アゴラの池田 信夫氏の記事
http://agora-web.jp/archives/1538518.html
慰安婦問題には物的証拠は何もなく、彼女たちの「証言」が唯一の根拠だ。しかしNYタイムズの田渕記者などは、いまだに記者会見で橋下徹氏に「慰安婦が嘘つきだというんですか!」などと詰問しているので、彼女たちが嘘つきであることを証明しておこう。
橋下氏に面会するといって来日しながら、なぜか直前にキャンセルした金福童(87)と吉元玉(84)の2人は、大阪市内で開かれた集会には参加した。朝鮮新報によれば、「金福童さんはまず、14歳の時に軍需工場に連れて行くと騙され、南洋群島の戦場に慰安婦として送られた」という。彼女の証言は次のようなものだ。
最初、中国・広東の慰安所に入れられた。そこには陸軍司令部の本部があり、私たちは将校と軍医官に身体検査をされ、すでに用意してあった部屋に行かされた。日本政府は『自分たちがやったことではない』と言っているが、民間人がどうやって軍人相手のための慰安所を作ることができるのか
まず彼女が最初に送られたのが南洋群島(パラオ・サイパンなど)なのか広東なのかという事実が、同じ記事の中で食い違っている。さらに金は「広東から香港、マレーシア、スマトラ、インドネシア、ジャワ、シンガポール…、前線地帯の戦地を日本軍と共に転々とした」という。日本軍の部隊でも、このように太平洋を数千kmも移動した将兵はなく、まして慰安婦がそれに随行することはありえない。

金は87歳というから、「14歳の時」というのは1939年か40年だ。そのころ朝鮮半島に徴用令は出ていないので、「軍需工場に連れて行くと騙した」のは民間人だろう。軍医が身体検査をするのは当然で、衛生管理のためである。「民間人が軍人相手のための慰安所を作る」のはもうけるためで、何の不思議もない。要するに、彼女は民間人にだまされて民間の慰安所で働いたと言っているのだ。どこにも「強制連行」は出てこない。

他方、沖縄タイムスによると、金は「アジア各地の前線を転々とし、8年間、慰安婦を強いられた」という。慰安婦になったのが1939年だったとしても、8年たったら1947年。そのころ日本軍は存在しない。各地の(民間の)売春宿を渡り歩いていたのではないか。

もう一人の吉元玉は、毎日新聞によれば「11歳だった1940年から旧日本軍の慰安所で兵士の相手をさせられた」という。11歳というのは小学5年生で、当時は初潮もなかっただろう。これは現在の年齢と辻褄を合わせるための嘘だと思われるが、集会でも慰安婦としての体験は具体的に何も話していない。

田渕記者の信じる慰安婦の「証言」は、みんなこんなものだ。このように二転三転し、歴史的事実と矛盾する「証言」をいくら集めても、証拠能力はゼロである。今回、彼らが橋下氏との面会をドタキャンしたのも、事前の市当局との話し合いの中で反対尋問に耐えられないと支援団体が判断したためだろう。慰安婦なるものはこういう詐欺師であり、橋下氏が謝罪するような相手ではない。

ーーーーーーーーーー

転載終わり

なお、ニコニコ生放送で、アゴラチャンネルリニューアル第一弾として、「もう日韓の歴史問題にけりをつけよう」を放送するようだ。

言論アリーナ「もう日韓の歴史問題にけりをつけよう」田原総一朗×ケビン・メア×片山さつき×池田信夫 (番組ID:lv139799778)

いわゆる「慰安婦」問題は韓国からのこのところの激しい批判に加えて、橋下徹・日本維新の会共同代表がそれを取り上げたことによって再び注目を集めてしまいました。70年前、当時の日本政府が朝鮮で女性を拉致したなどの事実はありません。ただし日本政府が曖昧な態度を重ねてしまったことで、問題はこじれています。

欧米の政府や、メディアをどのように説得し、問題の解決を計るべきかを、識者を集め、考えます。

http://live.nicovideo.jp/watch/lv139799778

ジェイムズ・ブレイク

2013年05月30日 20時08分54秒 | i Tunes Storeウオッチング
とりあえず、最先端の音といえば、ジェイムズ・ブレイクだろう。形容するのが難しいが、ストイックに音を削ぎ落としつつも新しさを感じる。多重取り、エフェクトなどエレクトロニカサウンド的な手法と肉声の生々しさが中和されて独自の世界を確立している。ロックというよりライフ・ミュージック的な。


https://itunes.apple.com/jp/album/overgrown-deluxe-edition/id618058009

i PadのLaunchpadとFM Studio

2013年05月24日 20時26分08秒 | DAW



先日、i Padのアプリで優れものを見つけた。しかも無料。たぶん、実機のLaunchpadの販売促進のためかな?と思うが……あとオリジナル音源をサンプリングとして割り当てられないところが無料の理由だと思うが、しかしながらこれがかなり面白い。確かにこれは実機のLaunchpad、欲しくなる。ライブパフォーマンス用というより自分的には曲作りに使えそうだと。

即興で演奏したものをsound cloudにupしてみたの下の音源。

<iframe src="https://w.soundcloud.com/player/?url=http%3A%2F%2Fapi.soundcloud.com%2Ftracks%2F93665723" frameborder="no" scrolling="no" width="100%" height="166"></iframe>

https://soundcloud.com/kamunax/0524lunchpad-tech

『超先進国 日本』~日本政治の診断書

2013年05月22日 20時19分12秒 | コンサバ
日本に英米コンサバティズムの実像を唯一正しく紹介した功労者である希有な知識人、中川八洋氏の業績は、本来もっと高く評価されるべきと思うが、この本は氏が一連の保守主義系の書籍を出す以前の78年頃の作品。
よって保守主義や左翼思想(共産主義、社会主義)に対する現在のような見解には至っていないもの、歴史的な『日本の政治』の本来的な質の高さを鋭く捉え、欧米以上の民主主義や福祉を欧米の遥か前から実現していたと指摘。ただ欧米が優れていたのは変革のスピードと論理かの能力であると分析。
現在の日本の惨状への辛辣な批判がまったくない、中川氏らしからぬところに肩すかしを喰らったが、この本のような認識が前提にあるからこそ、英米コンサバティズムに対する評価もまたなし得た、ということを確認できたのは我が意を得たりだった。




超先進国日本―日本政治の診断書 (1980年)