とある知り合いのブログで清志郎の12年前のメッセージを読んだ。
それを読んで思ったことを書きたいので、まずそのメッセージを掲載させてもらう。
ーーーーーーーーーーーーーー
忌野清志郎『瀕死の双六問屋』より、12年前のメッセージ
地震の後には戦争がやってくる。軍隊を持ちたい政治家がTVででかい事を言い始めてる。国民をバカにして戦争にかり立てる。自分は安全なところで偉 そうにしてるだけ。阪神大震災から5年。俺は大阪の水浸しになった部屋で目が覚めた。TVをつけると5ヶ所ほどから火の手がのぼっていた。「これはすぐに 消えるだろう」と思ってまた眠った。6時間後に目が覚めると神戸の街は火の海と化していた。この国は何をやってるんだ。復興資金は大手ゼネコンに流れ、神 戸の土建屋は自己破産を申請する。これが日本だ。私の国だ。とっくの昔に死んだ有名だった映画スターの兄ですと言って返り咲いた政治家。弟はドラムを叩く シーンで僕はロックン・ロールじゃありませんと自白している。政治家は反米主義に拍車がかかり、もう後もどりできやしない。そのうち、リズム&ブ ルースもロックも禁止されるだろう。政治家はみんな防衛庁が大好きらしい。人を助けるとか世界を平和にするとか言って実は軍隊を動かして世界を制服した い。
俺はまるで共産党員みたいだな。普通にロックをやってきただけなんだけど。そうだよ、売れない音楽をずっとやってきたんだ。何を学ぼうと思ったわけじゃな い。好きな音楽をやっているだけだ。それを何かに利用しようなんて思わない。せこい奴らとはちがう。民衆をだまして、民衆を利用していったい何になりたい んだ。予算はどーなってるんだ。予算をどう使うかっていうのはいったい誰が決めてるんだ。10万円のために人を殺す奴もいれば、10兆円とか100兆円と かを動かしてる奴もいるんだ。一体この国は何なんだ。俺が生まれて育ったこの国のことだよ。どーだろう、‥‥‥この国の憲法第9条はまるでジョン・レノン の考え方みたいじゃないか? 戦争を放棄して世界の平和のためにがんばるって言ってるんだぜ。俺達はジョン・レノンみたいじゃないか。戦争はやめよう。平 和に生きよう。そしてみんな平等に暮らそう、きっと幸せになれるよ。
忌野清志郎
-----------------------------以上 転載終わり
反原発、反体制、9条護憲。これらは言っとくがまったくROCK的ではない。反原発も9条護憲も平和をもたらすものではないし、それによって幸せになれるものでもない。このことは今日かなりはっきりしてきていると思う。
清志郎のこのメッセージの考え方は70年代を引きずる80年代の反原発ムーブメント(主にヒッピーが中心)そのまま。
9条護憲といえば、歌手では沢田研二がいる。沢田研二は山本太郎の応援に来ていたらしいが、そういえば清志郎もミックジャガーのファンだった。
清志郎自ら、「俺はまるで共産党員みたいだな」と言っているが、その通りであろう。現実をマルクス主義的な「階級闘争史観」のフィルターで観、幻想の平等、空疎な平和を唱えるのは共産主義者と変わらない。
結局、『戦争を知らない子どもたち」とは「保守主義を知らないこどもたち」だったのだろう。右であ、左であれアメリカが保守主義の国だと知らない日本人はたくさんいる。太平洋戦争後、日本がこれまで戦争に巻き込まれたり、侵略を受けてないのは米軍と自衛隊が存在したからである。9条が平和を守っていたのではない。また、今後は9条に固執すること結果的に返って戦争に巻き込まれる可能性が高い。中国に侵略され支配されれば、中共の米国との戦争に日本人が民族浄化もかねて戦争に刈り出されるだろうから。
9条は国防強化を妨害するネックなのだから、9条護憲を唱えている人は「国防放棄して侵略されよう」と言ってるに等しい。彼らは中国共産党が内モンゴル、チベット、ウイグル族をどのように侵略してきたか分かっているのだろうか? 侵略国の暴挙を見て見ぬ振りで、「軍事力は持ちません」ということのどこが平和なのか。
清志郎は古いタイプのロッカーなので、彼のことを別に嫌いではないが、昔のメッセージを持ち出して今、反原発派がこういったのを利用するのはちょっと……と思う次第。
それを読んで思ったことを書きたいので、まずそのメッセージを掲載させてもらう。
ーーーーーーーーーーーーーー
忌野清志郎『瀕死の双六問屋』より、12年前のメッセージ
地震の後には戦争がやってくる。軍隊を持ちたい政治家がTVででかい事を言い始めてる。国民をバカにして戦争にかり立てる。自分は安全なところで偉 そうにしてるだけ。阪神大震災から5年。俺は大阪の水浸しになった部屋で目が覚めた。TVをつけると5ヶ所ほどから火の手がのぼっていた。「これはすぐに 消えるだろう」と思ってまた眠った。6時間後に目が覚めると神戸の街は火の海と化していた。この国は何をやってるんだ。復興資金は大手ゼネコンに流れ、神 戸の土建屋は自己破産を申請する。これが日本だ。私の国だ。とっくの昔に死んだ有名だった映画スターの兄ですと言って返り咲いた政治家。弟はドラムを叩く シーンで僕はロックン・ロールじゃありませんと自白している。政治家は反米主義に拍車がかかり、もう後もどりできやしない。そのうち、リズム&ブ ルースもロックも禁止されるだろう。政治家はみんな防衛庁が大好きらしい。人を助けるとか世界を平和にするとか言って実は軍隊を動かして世界を制服した い。
俺はまるで共産党員みたいだな。普通にロックをやってきただけなんだけど。そうだよ、売れない音楽をずっとやってきたんだ。何を学ぼうと思ったわけじゃな い。好きな音楽をやっているだけだ。それを何かに利用しようなんて思わない。せこい奴らとはちがう。民衆をだまして、民衆を利用していったい何になりたい んだ。予算はどーなってるんだ。予算をどう使うかっていうのはいったい誰が決めてるんだ。10万円のために人を殺す奴もいれば、10兆円とか100兆円と かを動かしてる奴もいるんだ。一体この国は何なんだ。俺が生まれて育ったこの国のことだよ。どーだろう、‥‥‥この国の憲法第9条はまるでジョン・レノン の考え方みたいじゃないか? 戦争を放棄して世界の平和のためにがんばるって言ってるんだぜ。俺達はジョン・レノンみたいじゃないか。戦争はやめよう。平 和に生きよう。そしてみんな平等に暮らそう、きっと幸せになれるよ。
忌野清志郎
-----------------------------以上 転載終わり
反原発、反体制、9条護憲。これらは言っとくがまったくROCK的ではない。反原発も9条護憲も平和をもたらすものではないし、それによって幸せになれるものでもない。このことは今日かなりはっきりしてきていると思う。
清志郎のこのメッセージの考え方は70年代を引きずる80年代の反原発ムーブメント(主にヒッピーが中心)そのまま。
9条護憲といえば、歌手では沢田研二がいる。沢田研二は山本太郎の応援に来ていたらしいが、そういえば清志郎もミックジャガーのファンだった。
清志郎自ら、「俺はまるで共産党員みたいだな」と言っているが、その通りであろう。現実をマルクス主義的な「階級闘争史観」のフィルターで観、幻想の平等、空疎な平和を唱えるのは共産主義者と変わらない。
結局、『戦争を知らない子どもたち」とは「保守主義を知らないこどもたち」だったのだろう。右であ、左であれアメリカが保守主義の国だと知らない日本人はたくさんいる。太平洋戦争後、日本がこれまで戦争に巻き込まれたり、侵略を受けてないのは米軍と自衛隊が存在したからである。9条が平和を守っていたのではない。また、今後は9条に固執すること結果的に返って戦争に巻き込まれる可能性が高い。中国に侵略され支配されれば、中共の米国との戦争に日本人が民族浄化もかねて戦争に刈り出されるだろうから。
9条は国防強化を妨害するネックなのだから、9条護憲を唱えている人は「国防放棄して侵略されよう」と言ってるに等しい。彼らは中国共産党が内モンゴル、チベット、ウイグル族をどのように侵略してきたか分かっているのだろうか? 侵略国の暴挙を見て見ぬ振りで、「軍事力は持ちません」ということのどこが平和なのか。
清志郎は古いタイプのロッカーなので、彼のことを別に嫌いではないが、昔のメッセージを持ち出して今、反原発派がこういったのを利用するのはちょっと……と思う次第。