植物を育てています

盆栽の手入れをしながら感じたことをお話ししようと思います

陶芸+盆栽「手作り鉢で盆栽に挑戦しよう!」

2023-12-19 23:18:29 | Weblog
陶芸+盆栽「手作り鉢で盆栽に挑戦しよう!」


さる、令和5年(2023年)10月30日 (月) プラザノースに於いて 陶芸+盆栽「手作り鉢で盆栽に挑戦しよう!」の第4回目 を行いました。




手回しろくろで形を作り色付けをして「盆栽鉢」を作り、基本を学びながら植替えをして、自分だけのマイ盆栽に挑戦!

陶芸3回、盆栽1回の4回連続講座です。

盆栽は「長寿梅」「真柏」の2種からお選びいただきました。


私は今回のみの講師でした。



詳細はこちらから


大変公開が遅くなり 申し訳ございません。






長寿梅のこれからの育て方




水やり

皆さん、初心者ということで 少し大きめの鉢を使いました。
土も赤玉土(硬質)を使い、比較的粒の細かすぎないサイズを使いました。

陽当たりがよく、風通しの良い屋外(屋内に置くのは飾るときのみ)に置くならば 
晴れていれば毎日一回。

曇りならば2日に一回程度。

陽当たりがそれほど良くない場所であれば、2日に一回。 天気が良くなければ3回に一回。

苔をはらずに赤玉土が見えるところを見て しっかり濡れているのなら 1日水やりを遅らせるように。



霜が降り始めて2~3回 寒さを感じ取らせた後に 直接霜が当たらない場所に移動します。
この場合でも、屋内ではなく 屋外のやや暖かな場所 程度にしてください。




花が咲いたら  種がならないよう 早めに取り除く



取り忘れるこんなに大きくなります。








肥料


 今回植え替えをしました。 ひと月は肥料なし。 12月の初めころ一回 油粕 小粒で1粒程度。

冬は肥料なし。 3月の中旬頃 再開します。(月に1っ回程度梅雨に入るまで)

梅雨に入ったら肥料は取り除きます。

真夏は肥料は与えず、9月下旬から 霜が降りるまで続けます。


剪定

枝が10cm~15cm伸びてきたら 葉を元から2~3枚残して 剪定する。

根元、枝元から出てくる枝(ヤゴ芽)の場合は 生やさず、根元から切り取る。

早く伸ばしたいところは2~3枚のところを 5~6枚程度長めに残す。


花は終わったら早めに種を残さぬよう取り除く。



次の植え替えは2年後くらい








長寿梅の特徴

盆栽としての歴史はまだ浅く おそらく100年を超えるものは まだないと思われます。

しどみ、草ボケ の 突然変異種? で 葉が大きくなり花も大きいのがボケに
葉が小さく、花も小さくなったものが長寿梅になったようです。

長寿梅には 白花(ボケと同じで春先しか咲かない) 赤花があります。

赤花も 葉が大きめで花も大きめ(複数回咲くものと、春先しか咲かぬもの)  と 花が小さく四季咲き の種類が存在します。


今回使用した長寿梅は 葉、花が小さく 四季咲き 肌が早く荒れる 方の物です。
挿し木から15年ほどで幹肌が荒れ始めます。しかし太るのは非常に遅い。

日照を好むので 水の乾きが比較的早い。 肥料も 水さえ間に合えば 真夏でも可能なほど(初心者はおやめください) 

春から剪定せず枝を伸ばせば30cmを越えますが、ほかの枝や幹の栄養まで引っ張てしまうので、15cmを越えたころには必ず剪定する。

もともと多幹になりやすいので、根元から出てくるヤゴ芽はなるべく早めに取り除く。(株立ち状にするとしても いっぺんに伸ばさないようにする)


長寿梅は 水切れでも、肥料過多でも、急に熱くなったり、寒くなっても 簡単に葉を落とします。
松の種類の盆栽では 水切れの場合、だいたい10日程度過ぎないと葉色の変化に気が付きません。

その点、長寿梅は 葉っぱが その日のうちに 落ちます。 
モミジ、ケヤキ、カエデもその日のうちに葉を落としますが、葉のサイズが大きい種類ほど体力を落とします。
長寿梅の葉は小さいので 体力低下は ほんの少しで済むので、1年に4,5回落としても 早く気が付くという点で 初心者向きの盆栽とも言えます。

葉が落ちると 根の水の吸い上げも低下します。 肥料は取り除き 鉢が乾かなければ 水やりのサイクルを遅くしてください。

ケヤキ、カエデ、モミジでは そのあと日陰に移動する必要がありますが、長寿梅はそのまま陽当たりに置き続けることが出来ます。 したがって 根の回復も早いということになります。





【真柏について】


   真柏は、高い山のガケなどに生えているとっても丈夫な種類の木です。

   今回皆さんが作ったのは、新潟(にいがた)県の糸魚川(いといがわ)が流れる明星岳(みょうじょうだけ)という場所にはえていた木から枝をとって育てたものです。




【水のあたえ方】


   基本は、表面の土がかわいたら(色が変わるよ)、葉の上から全体的に、鉢の底から水が
出てくるまでしっかりとかける。


〈冬〉2~3日に1回

〈春〉1日1回 (朝か夕)

〈夏〉朝と夕の1日2回

〈秋〉1日1回 (朝か夕) ※ 10月~

※もし、夏の間に旅行などで留守にするときは、2~3日までなら鉢の高さの半分くらいまで水につけて、日かげに置く。




【置く所】


   外のなるべく西日があたらない所。
   1日3時間以上日光があたる所がよい。

※どうしても西日が強くあたる所に長く置く場合は、鉢の下にタオルなどをしく。



【ひりょう】


   春(3月~6月)
夏と真冬はあたえない!
   秋(9月末~11月くらいまで)

      

【芽つみ】


   なるべくハサミを使わないで、指の腹で新芽をつまむ。
   9月ころまで、新芽が伸びているのに気がついたら、そのたびにつまむと、盆栽がボサボサにならない。

   5月 シンパクの芽積み、剪定


   真柏の芽摘み 剪定 その2







 参考までに

  大宮盆栽美術館にて「盆栽実技」 「真柏の針金掛け」の回





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