いつか書きたいと思っていました。
拙ブログを長くご覧くださっている方の中には
私が2015年から2018年まで歯列矯正をしていたことを
覚えている方もいらっしゃると思います。
ちょうど今、年賀状を準備する時期ということもあり
過去の年賀状を見る機会があったので、その写真で比較すると
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左が矯正前(だいぶ前です)の2011年12月ごろ。
右が矯正終了直後の2018年12月。
7年も経っていると加齢変化も加味しないとなのですが
口元の印象が多少変わっているのがわかると思います。
歯列矯正では、
審美面の向上がマスコミでもよく言われており
それはその通りなのですが、
私がそれ以上に、身をもって「矯正して良かった!」と
つくづく、実感したことがあります。
それは、呼吸がしやすくなったこと。
厳密に言えば、鼻呼吸がスムーズにできるようになったこと、です。
というのも、私の場合
上下のかみ合わせが悪い上、下の歯並びが悪くて
口がうまく閉じず、空気も漏れやすく
口呼吸になりやすかったのです。
そのため、冬によく、のどから風邪をひきましたし、
セキぜんそくもよくかかっていましたし
普段から呼吸が浅く、そのせいか疲れやすかったりしていました。
それが、矯正後はしっかり、鼻呼吸できるようになり、
のどのトラブルはほとんどありませんし、
何より、疲れにくくなった
ことが大きいです。
この年齢になると、深い呼吸ができる、とか
それによって元気になる、とか疲れない、というのはとても重要。
呼吸って、生きていれば誰でも普通にできるじゃない?
と思われがちですが、
ぜんぜん、違います。
これは元キャビンアテンダントの方から聞いた話ですが、
採用時に鼻の検査があり、鼻腔が狭いなどで十分空気が取りこめないと
判断されると、不採用になったとか。
(あくまで伝聞です。かつ、30数年前の話です)
それだけ、呼吸がしやすいかどうか、は
パフォーマンスに影響を与える、ということなのでしょう。
というわけで、歯列矯正にも、広義で骨格が整う=呼吸がしやすくなる
メリットがあると私は考えており(個人差はあると思いますが)、
歯並びや噛み合わせが悪く、かつ
疲れやすいとか、のどから風邪をひくとか、口の中によく炎症が起こる
(歯周病も含む)などが気になる人は
今や人生100年時代ですから、40代以降でも、
歯列矯正を検討してもいいのではないかな、と思います。
<おまけ>
チビワン2歳と3歳時の写真も出てきました。
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左が2歳、右が3歳。
……今とほとんど変わっていないように見える……。