命のかたち心のかたち つちびと 可南'Sギャラリー

本焼きへの想い


本焼きの窯づめをした






骨壺の合間に塗られている、つちびとでは見たこともないような鮮やかなブルー


これは撥水剤と言って、今回初めて使った陶芸の道具


蓋が本体にくっつかないように釉薬をはじくためのもの






焼きあがったら色は消えるはずなのだけど




経験のない私は、青い色が本当に消えてくれるのか


また、蓋はちゃんと開くようにできるのか


不安でしょうがない




病的に心配性の私だから・・いつも窯を焚くとき心配で胸が締め付けられそうになってきた


つちびとを作り始めて・・何百回も窯を焚いてきて



そのたびにこんな想いをしてきたのだろうけど



慣れるどころか・・年々、その不安感が増している





だけど・・つちびととなるためには、どんなに怖くても通らないといけない道なのだよなあ





全く関係ないけど・・


今日、スマホのメモ帳に


また、新たな言葉を残した




それは・・


「永遠はないかもしれない・・



だけど・・たとえそうだとしても



永遠を 願い続ける心はあるよ」





わたしが・・窯を焚き続けるのは


きっと・・そんな想いなのかもしれないなあ







11月のつちびと展の会場風景は

こちらから


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