つちびとの本『泥の水へとかかる虹』を作ったことで
新たにつながってくださった方もいれば
ご無沙汰をしていた方からご連絡を頂くという有難いことも起こった
その中のお一人から
頂いた言葉がとても心に残っている
それを・・一部抜粋させていただくと
「苦い水を泳ぎきらないと甘い水には到達しないそうです。
可南さんは、今どこを泳いでいらっしゃいますか？
世界中の皆が、甘い水を泳げることを望みます。」
この文章を読んで・・・私は、しばらく自問自答しました
私は・・今・・どこを泳いでいるのだろうかと
そして・・その水は甘いのか苦いのかと
でも・・結果思ったのです
私の泳ぐ水は・・甘い時も苦い時もあり・・それは交互にやって来るというか
飲み込む水は、苦みも甘みも混じりあっているのだなあと
お正月は、制作だけの日々でしたが
ぽつ～んと今の自分に向き合う時間も多く
底なし沼のような孤独の中を漂っているような気がするときもありました
でも・・私は・・そんな時間の中でしか、つちびとを生みだせない
孤独と自由の中でしか、つちびとに集中できない
それは・・苦くも甘くもあるのでしょう
でも・・そんな時間があるからこそ生まれてくるつちびとを、待っていてくださる方が居る
個展を手伝おうと思ってくださる方もいる
そのことから与えられる水は・・たとえようもないほど芳醇な味です
時々・・私みたいなものにそんなことをしてもらっていいのか
そんな価値があるのかと思うですが
それなら・・その事への感謝の分だけ
誠実につちびとを作ろうと思います
人と出会おうと思います
春の予定
２０１８年 ５月１７日（木）～２３日（水）
可南つちびと展「それでも、世界は美しい」(仮題）
東京 御茶ノ水ソラシティ「Gallery蔵」
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引き続き・・つちびと写真絵本のお取り扱い店は
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そして ワイアートの個展動画はパソコンのみなのですが、
可南つちびと展『在りし日のYes』会場風景２０１７年１１月ワイアート
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