兼平の空と大地

山と川と大地に遊ぶ日記です。

ツバメのねぐら入り

2016年08月07日 | バードウォッチング

数年前より一度行きたいものだと思いながら、行けてなかったツバメのねぐら入りの観察。何しろ夕方7時ごろなので、この時間に会わせて出ていくのがめんどくさいわけで。
8月6日(土)野暮用での帰り丁度良さそうな時間になりそうなので、チャンスとばかり行ってきました。
場所は京都宇治川観月橋下流の芦原。近鉄向島駅に5時30分ごろ着。
改札口を出たところでは、日本野鳥の会京都支部も本日観察会と言うことで賑わってました。
















歩くこと15分、宇治川河川敷の広大な芦原に到着。
本日日中の最高気温京都では37・9度だそうで、この時間もかなり熱風が当りますが、曇り空が救いか。

そう言えば先月初め、まだ子育て中のツバメを見かけた。普通7月に入ってまだ子育てしてるって?ないんじゃないの。
たぶんこのツバメ夫妻に不幸な出来事があったのでは・・・・・・。

子育て中のツバメの天敵はカラスやヘビなどがいます。卵やヒナが襲われてしまうと、ツバメ夫妻はまた新たに卵から始めます。
それが例えば何回か繰り返した?それでも頑張って7月でも子育てしてた?
真相は分かりません。私の想像です。

話がちょっとそれますが、ニワトリの卵は私たちの重要な食糧の一つですが、あのニワトリたちはほぼ一年中たまごを生み続けています。なぜ?
鳥は当然子孫繁栄のために卵を産みます。その卵がそこそこの数になったら生むのをやめて温めにはいります。
でも生んでも生んでも卵がなくなったら・・・・・・・
そう、生み続けるのです。変だなと思ってもある程度の数になるまで産み続けるのです。
私たち人間はある意味ツバメの卵を失敬するカラスやヘビと同じ行為をニワトリにしてるわけです。
何が言いたいか。
卵に限らず私たちが生きるために多くの犠牲があるということを忘れず、無駄をしないで、いただかせてもらいますが「いただきます」





子育てを終えたツバメたち、そして今年生まれの若鳥たちが集団で秋の渡りまで毎夜を過ごすのがこんな広々芦原.

全国各地でこの時期はねぐら入りを観察できるようです。





6時30分ごろになると、上空にツバメの姿が時々見かけるようになり、

今か今かと待ち構える観客はざっと軽く500人越え。

7時ごろになるとショーの幕開けです。
上空をはじめすぐ近くを飛びまわってる数ざっと3万羽?

毎年ここでツバメの数を数えてる日本野鳥の会京都支部によると、今年は先日の早朝数えたら4万6千羽らしい。
わたしも写真を撮ろうとしますが、これがうまく撮れません。薄暗いうえにツバメが早すぎる。流れ写真の山。




















何とか見れるのがこの写真。動画にすれば良かったかな?は、後の祭り(~_~;)

やっぱりこれは生で見るのが一番ですね。
広い視野いっぱいのツバメのショーは拍手喝采です。



















(この写真は別の場所での撮影です)






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