うなずます

主に毛ばりで釣ります

イコッポ川

2019-08-07 23:17:46 | 釣り記録 北海道編

今日はブラウントラウトしかいないと言われている士幌川支流のイコッポ川に行きました。

弟子屈から阿寒足寄の方ではなく、朝マックが食べたかったので釧路の方から帯広を経由したルートで行きましたが四時間位かかって失敗したと思いました。

先日車をぶつけられてしまい、ナビの無い代車での十勝ドライブはなかなか大変でした。

渓流釣りでは、何時間運転して疲れようと、川に到着すると景色と魚の気配で一気にリフレッシュできるのですが、今回のイコッポ川は川というより水路のような感じで、水も綺麗なことは綺麗なのですが周りに牧場があり、なんだかバクテリアが沢山いそうで、川幅も冷蔵庫くらいで、ブラウントラウトなんて居る気がしない雰囲気で全く気分が乗りません。なんならナマズが居そうな感じです。





こんな感じで、一応バイカモが生えていました。

とりあえずせっかく来たので釣ります。
フライでやりましたが、投げにくいなぁとイライラしながら何投かしていると元気よくジャンプして食いつきました。
おお!魚だ!と引き寄せとり込みます。
なんとブラウントラウトでした!

初ブラウントラウトです。
決して綺麗ではないですが、面白い模様です。
先日のカワマスの個体数の少なさを味わっていたので、いやぁ、一発目でくるなんて運がいいな、小さいけど野生のブラウントラウトを見れてよかった…と感動しました。

が、噂通りここにはブラウントラウトしかいなかったのです。
小さいブラウンであふれかえったヘンテコな川でした。




↑↓1番大きいやつです。25センチくらい
ブラウンの中ではまだ子供ですかね?

ブラウントラウトはとても神経質な魚だと思いました。けっこう遠くに飛ばさないと食いつきません。恐らく水の流れがほとんど無いのも関係あると思いますが、かなり遠くから人間を察知しています。
また、同じポイントで何匹も出る魚ではなさそうです。それとオショロコマのように何度もアタックしてきません。(あくまで僕の感じたことですが…)
ただ、食いつくときは豪快です。大袈裟にジャンプして食いついてくる魚が多かったです。
美味しそうに出てくれるのは毛鉤を作った身としてはうれしい限りです。

士幌川も数百メートル脇に並走しているので釣ってみましたが、小さなニジマスがなん匹か釣れました。




いいポイントが沢山あるので大物も居そうです。僕は釣れなかったのですがブラウンも居るのでしょうか。
士幌川は少し泡立っていて、濁りもあり気持ちのいい川ではなかったです。

なぜイコッポ川はブラウントラウトしかいないのでしょう。釣れなかっただけで虹鱒もいたのでしょうか。
虹鱒が苦手な成分がイコッポ川の水には含まれているのか、流れが緩いため虹鱒には適していないのか、競合で虹鱒がブラウントラウトに駆逐されてしまったのか、研究してみるのも面白そうです。

なれない車での長距離運転は大変疲れましたが、変な川に足を運べてよかったです。
とりあえず、十勝はナビがないと迷います。



西別川③

2019-08-05 12:38:45 | 釣り記録 北海道編

今日も西別川に行ってきました。

昨日オショロコマが釣れて満足だったのですが、カワマスもどうしても釣りたくてまた来てしまいました。

昨日は休日ということもあり、川沿いには沢山車が止まっていましたが、今日は誰もいませんでした。

車から出るとアブにたかられ、川まで林をかき分け歩いていると刺のある植物にチクリとやられ幸先悪いなぁという感じです。

西別川の独特な渓相にも三日目なので慣れて魚がいそうなポイントにしっかり毛鉤を落とせます。小さなヤマメと20センチ前後のアメマスが沢山つれます。

そんなかんじで釣っていると緑色の魚が毛鉤に飛び付きました。
まだ取り込んでいないのに
やったー!!よしよし!!と声が出ました。
こればかりは逃がせないと泳がせて遊ぶこともせず自ら魚に近づき網でキャッチ!
お目当てのカワマスが来てくれました。








本当に嬉しかったです。
カワマスは外国から来たよそ者ですが、謙虚に地元の魚と上手くやっている感じがして好感が持てます。
日本の景観には日本の魚が似合うと思いますが、ここの川にはカワマスがよく似合います。シルエットはオショロコマをはじめとしたイワナの種類に似ています。
一見ぎょっとするような気持ち悪い模様ですが、自然の中で自分で釣って実際にみるととても綺麗な魚だと思います。

どうしてこんな模様が出来上がるのだろう。
例えば百通りのアイデアの中からひとつだけ残るとして、その残ったものがカワマスの模様だとして、それを選考した自然はもちろんすごいですが、なによりこんな模様のアイデアを思い付いた誰かがすごいです。それは誰なのだろう。計画的な意思のある存在でしょうか、それとも子供のように適当になにも考えない存在でしょうか、それとも三つのサイコロの出る目の様にランダムな組み合わせでしょうか。
僕は綺麗な魚を見るたびにそう思います。
自分に美しい魚よりも渓流に似合う何か創れるだろうか…
そう思うと自然に敗北感と同時に尊敬の感覚を覚えます。

僕の3日間の釣果はだいたいですが、
アメマス30
ヤマメ30
オショロコマ1
カワマス1
こんな感じでした。

またいつか西別川に来たとき、したの2匹が0になっていないように願います。

でも本当に釣れて良かったです。西別川に心残りはありません。
ありがとうございました。










西別川②

2019-08-04 14:53:04 | 釣り記録 北海道編

今日も西別川に行ってきました。
上流のさけますふか場手前を釣りました。




昨日より上流で、バイカモもさらに生い茂っていました。
ここでは小さいヤマメとアメマスが釣れました


釣り上がっていくと小さな滝がありました

ここら辺まで来ると石も増えていい感じの雰囲気です。

そしてここら辺でオショロコマが釣れました。



大変きれいなオショロコマです。
バイカモをバックにオショロコマを撮るのもなかなか粋です。

これより上流はさけますふか場の管理区域で釣りができないのでここまでです。
釣っている途中バンブーロッドのおじさんに会ってニンフというフライを貰いました。
ドライと違ってどう流せばいいのか、また重たいのでうまく投げられず、フライも奥が深いなぁと思いました。
もらったニンフで沢山釣れました。機会があれば自分でも作ってみたいです。
あとおじさんはかわますを釣ったそうです。
僕のところにも来てほしいものですね。

暑さも若干和らぎ大変気持ちのいい釣りでした







西別川

2019-08-03 14:02:12 | 釣り記録 北海道編
"さっき西別川に行ってきました。
とても有名な川ですし、住んでいるところから20分程なのですが、山あいの川の方が好きなので行ったことがありませんでした。

虹別の上下を釣りましたが、上流はとても綺麗でした。水の中を漂うバイカモがそうめんのようでめんつゆがあったら頂いていたかもわかりません。




僕が地元にいたときよく遊びにいっていた中禅寺湖上流の戦場ヶ原脇を流れる湯川にとても似た景観です。
自衛隊の方まで行くと水が泥を含み少し濁っていて西別川のいわゆる風情は感じられなかったです。

上流の方では生まれたばかりの針にかからない小さなヤマメが一生懸命毛鉤に飛び付いていました。




下流の方ではアメマスが多かったです。

この川にはカワマスとオショロコマも居るということなので是非見てみたいです。

また時間があるときに来てみたいですね。