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冠野製作所

ギター、エフェクターについてつぶやいていきます。

E系列の値のズレ?

2024-12-17 00:37:54 | その他
抵抗やコンデンサの値って、10,20、30 じゃなくて、22、33、47...とか、変な値ばっかりですよね。
これって、E系列と呼ばれる数値で決まっています。 詳しくはこちら。

【E系列のまとめ】『E12系列』や『E24系列』などの一覧表などを解説!

抵抗やコンデンサのE系列は『E3系列・E6系列・E12系列・E24系列・E48系列・E96系列・E192系列』あります。この記事ではE系列の『一覧表』・『計算方法』・『誤差』などを説...

Electrical Information

 


で、ここにも書かれていますが、E24系列の場合 10^(n/24+1) (n=1,2,..24) で決まる値となっています。
がしかし、実際に計算してみると、そうはなっていないものがあります。



たとえばn=11のときなど、明らかに「29」とすべきなのに「30」としています。なぜなんでしょうね?

E24なんて、誤差5%で使うのに、この時点ですでに4.42%ずれてるし。
「29」にすれば、誤差1%未満になるのに。

ちなみに、数値はJISで決められています。
JIS C 5063:1997 抵抗器及びコンデンサの標準数列


また、私と同じ疑問を持たれた方が、おられましたが、解は見つかっていないようです。

抵抗の値はなぜ中途半端なの?(E系列の話)(1)

抵抗値が4.7Ω、9.1Ωなどと中途半端な値になっている理由を説明します。E3系列、E6系列、E12系列、E24系列、E48系列、E96系列、E192系列の数表も載せています。

しなぷすのハード製作記

 

パター練習マット自作

2024-11-17 01:07:41 | Golf
パター練習マットを自作しました。

コーナンで、WT-600(6㎜)の45㎝幅のものを2.5m購入。
https://www.watanabe-ind.co.jp/onlineshop/html/index.php/products/detail/24

1mあたり420円(税込み)だったので、2.5mで1050円。


空き缶を利用して108㎜の穴をあける


切端からほつれてくるので、はんだごてで溶かして補強(左半分が補強後)


丸めて保管していると、広げたときに波打つのが課題。
グリーンのスピードとしては、ベントよりも速いかも?(いい加減) 高麗芝よりは確実に早い。
スティンプメータも自作して計ってみようかな、とおもったけど、9ft(=約2.7m)もないので、計れないな。

WT-750(7.5mm)とかWT-800(8mm)もあったけど、どれがよかったんだろ? スティンプメータで測った人、いませんか?

DI(ダイレクトボックス)の製作 #2 (ST-14)

2024-11-16 01:58:56 | エフェクター製作
トランス ST-14 を使って、シンプルなPassive DIを作成しました。



ケースはタカチのTD4-9-3N です。 



グランドリフトスイッチもつけました。





ST-14が固定できないので、スポンジでくるんでます。



XRLコネクタのふちが当たるので、底板の一部を削りました。



こういうのがあれば、ギターに直刺しできます。


キャノンコネクタをネジで固定します。ネジ穴を2.8㎜のドリルで開けました。


ネジは、2.6㎜ x8㎜


表面研磨もしました。

NU:X MG-30のFirmware更新(Ver.5.0.2)

2024-10-21 00:17:31 | その他
いまメインで使用している、マルチエフェクター NU:X MG-30のFirmwareの更新をしました。
現在はVer.4.0.3でしたが、最新版はVer.5.0.2です。

実際の手順は、公式サイトのここを参照してください。
NUX MG-30 ファームウェアアップデート | ARIA 荒井貿易株式会社 Arai & Co., Inc.

また、Youtubeで検索しても、いろいろと出てくるので参考にしてください。

私か今回はじめてFirmware 更新してみて、いくつか気づいたことを。

1. Updateするとパッチデータが全部飛びます。
 Update後には必ずFactory Resetしろとも書いてありますが、しなくても元のデータはなくなります。

2. パッチデータのバックアップは、編集ソフトQuick Toneを使えばできます。が、Quick Toneにも、Ver.4用とVer.5用があり、本体Verが、4.xx.xxの場合は、Ver.5用のQuick Toneだと繋がりません。
  つまり、更新前に、Ver.4.用Quick Toneでパッチデータをバックアップし。更新後にVer.5用Quick Toneで、パッチデータを書き戻してやります。

3. Ver.4用のQuick Toneは、NUX_Quick Tone_V2.3.1.14_Windows_V3.zip、Ver.5用は、NUX_Quick Tone_Windows_V2.4.7.18.zip と、名前だけでは、どちらがVer4用かわからない。
(ファイル名の付け方もバラバラだし、、、)

4. Quick Toneは、管理者権限で実行しないと繋がりません。(今まで使ってなかったのでしらなかった)

5. Firmware Update後にFactory Resetしようとしたら、Global Settingの初期画面から無くなっていて、System Restoreの下に移動している。

というわけで、無事成功しました。
CTRLスイッチによるScene切り替えで、エフェクターのオフオンだけではなく、エフェクターの種類やパラメータも独立して設定できるようになっているのが、とても嬉しい!

Firmware更新前は、Ver.4.0.3。



Firmware更新開始



Firmware更新終了。25分くらいかかります。



01A のパッチが、工場出荷時設定に戻ってます。もとのデータは勝手に消されている。



Factory Resetのボタンがなくなっている。System Restoreの下に移動していることは、手順書には書かれていない。


工場出荷状態に初期化


初期化完了



Info画面で、Firmware更新後のバージョン番号を確認



BOSS GE-7改造

2024-10-15 00:14:41 | エフェクター製作
愛用しているBOSS GE-7ですが、LEDが点かないのが前から気になっていたので、修理しました。



LEDを交換するついでに、赤から緑にしようかな、とか思いながら分解してLEDにテスターを当ててみると、点灯するじゃないですか!
LEDが壊れたと思い込んでいましたが、当てが外れました。とりあえず掃除して組み直しました。
あとで、「BOSS GE-7 LED点灯しない」でググると、いっぱい出てきて、みんな悩んでるんだー、と思ってよくみたら、
例のACA-100/PSA-100問題でした。すっかり忘れてましたが、無事2番3番端子間の短絡で解決しました!
こんなことならもっと早く治しとくんだった。

ばらしていきます。


改造前の2番3番端子付近の近影


基板表側はこんな感じ


こっちはLEDにつながるツェナーダイオード


こっちが外部電源時に電圧降下させるためのダイオード


2番3番短絡の改造後


その後、再度分解してLEDを緑に変えてみました。