ソフトウェア開発したい日記

「面白い!」と思った頭の体操や、数学の問題を載せていきます
その他ロードバイクででかけた先の写真や、ソフト開発のメモ等

メタルアーチファクト発生してる画像とかをFFTしてみた

2010年12月13日 18時27分02秒 | 科学
今日授業でImageJの使い方を学び、
お手軽に2次元FFTができることを知ったので早速。

原画像(ファントム)と、その投影データ(シノグラム)
そして画像再構成後のメタルアーチファクトが発生している画像。

この3つをFFTしてみました。

何か面白い発見あるかなーと期待していましたが、
データが少なすぎてなんとも言えません。
原画像のFFT画像が模様描いているようで1番綺麗でした。

教授「『power』を『力』って訳したら文系だよね」

2010年11月20日 16時26分47秒 | 科学
(昨日)
英語の論文を訳す授業で
「power」を「力」と訳している学生がいて
教授が
「forceじゃないんだからさ、ちゃんと訳そうよ。
文系ならそれで正しいでしょうけど、
我々工学屋がpowerを力って訳しちゃマズいよね。」

こういう発言にはドキッとさせられます。
ここで急に振られて、正解を答えることができなかったら
色々なものを失う気がしてならなくて、ものすごくこわばります。
(失うものなんてないのに)

そんなこと考えてると冷静に考えられなくなり、更にこわばり、
ますます冷静に考えられなくなり、という負のスパイラル。
もうちょっとこの性格なんとかしたい。

ちなみに正解は「仕事率」。

「カドミウム」か「カドニウム」か・・・

2010年11月02日 12時41分32秒 | 科学
原子番号48の金属、Cd

こいつを見るたびに、
「カドミウム」か「カドニウム」か迷ってしまう。
ちなみに正解は「カドミウム」

単語の丸暗記ではそのうち必ず忘れてしまうので
語源から覚えることに。
元素名の由来と考えられているものはは2つあるらしく、

・フェニキアの伝説の王子「カドモス」
・ギリシャ語で「亜鉛華」の意味の「カドメイア」

らしい。後者のほうがなんかそれっぽい雰囲気。
Wikipediaのは後者のほうだけ載ってました。

これでもう間違えることはないはず。
ついでに、個人的に覚えやすい覚え方も1つ考案。

原子番号64の、Gd
こいつは「ガドリニウム」としか覚えられない。
「ガドリミウム」だとなんか違和感があるから。
CdはGdと(「ミ」と「ニ」が)違う、と覚えると、多分忘れないです。(自分は)

地球を持ち上げるのに必要な距離

2010年09月25日 16時17分44秒 | 科学
宇宙は無重力とか関係なしに、てこの原理で地球を持ち上げるのに必要な距離を
なんとなく計算することに。

地球を持ち上げる作用点から1mの地点を支点とし、
力点に体重60kgの人間を乗せると地球と釣り合うような支点-力点間の距離を求める。
(棒のしなりとか自重とか重力とかいろいろ細かいことは無視で。)

まず、地球によるモーメントの大きさは

Mgl = 5.9736 × 10^24 kg × 9.80665 m/s^2 × 1 m
   = 5.85810044 × 10^25 N・m

体重60 kgの人間によるモーメントの大きさ$60xであり,これが上式と釣り合うとき

60x = Mgl
x = 9.76350074 × 10^23 m
x = 1.03202489 × 10^8 光年

つまり、約10億光年くらい必要と。計算合ってるかな?
合ってたら、アンドロメダ銀河の400倍くらいの長さの棒が必要ということに・・。
光年という単位ではなくMpc(メガパーセク,1Mpc = 326万光年)を使ったほうがよさそう。
ちなみに10億光年は約300 Mpcと。その辺の銀河団よりもはるかに大きい。
とんでもない大きさです。

メタルアーチファクトの再現 その2

2010年09月09日 16時10分38秒 | 科学
(続き)

先ほどのシノグラムを再構築したもの。
ファントムの白い部分は材質として、鉄のX線吸収係数を適用しました。

結果、鉄の部分から放射状のノイズが発生しています。
(ちなみにものすごく単純な計算をしていて、
投影に使用するX線はパラレルビームで100keVの単色X線、
逆投影はフィルタやコンボリューションを用いない単純逆投影です。)

思っていたのとは若干違う結果になりました。
そもそも、メタルアーチファクトが発生する原因は
実際のX線CTに連続X線を使用しており、
かつ金属はX線吸収係数のエネルギー依存性が高いためである、と考えています。
(一般的にそう考えられているようです。)
今回使用したのは完全な単色X線なので、メタルアーチファクトは発生しないと
思ってたのですが、発生しています。

なんだかよくわからないけど、
メタルアーチファクト発生要因は、X線吸収係数のエネルギー依存性だけでは
説明できないということは確かな気がします。

とりあえず今回アーチファクトが出てるのは
金属が重なっている部分で、反対側に十分なX線が到達していない
⇒ 金属厚みとX線吸収量の線形性を見ることができない
ってことが原因と思います。

まずは、
・連続X線を照射したときとアーチファクトの発生の仕方を比較
・ファンビーム、コーンビームを照射したときとの比較
・CBP法、FBP法といった、より高度な再構築を行い検証

ってことをやっていきたい。
あとユーザインターフェースもちゃんと整えないと。
材料の各種エネルギーに対応するX線吸収係数のデータベース作らないと。
クラス図整理しないと。
あれ?結構やること多い。しんどい。