イノライフより
…期待作の没落
2012/02/15(Wed) 10:32
ケーブル総合編成チャンネル4社のドラマ期待作が、続々と悲惨な成績を記録し崩れている。
1%を越えれば大ヒットで、平均視聴率が0%台というケーブル総合編成チャンネルのドラマ。今ではケーブルチャネルの再放送ドラマの平均1%台の視聴率がうらやましいほど。鳴り物入りでスタートした総合編成チャネルの屈辱的な“惨敗”だ。少なくとも表面では豪華キャストをそろえていたため、この程度だとは予想することができなかったはず。
普段テレビで見るのが難しかった演技派俳優も、数千万ウォンの出演料のトップスターも、有名監督と脚本家も総合編成チャンネルへと集まった。視聴者は新しい実験作を期待したし、スターもやはり出演料以上の作品に対する期待感もあった。
しかし“大ヒット”を期待するには残念な作品が多かった。今までの番組を巧妙につぎはぎした番組から刺激に焦点を合わせた番組、トップスターの他には見どころのない地味なドラマなど、全般的に視聴者の期待に応えることができなかった。総合編成チャンネルの貧弱なコンテンツは、それなりについていた視聴者まで離れさせてしまった。それでも総合編成チャネルが100%失敗したわけではない。
静かに強い作品もあった。JTBCの『パダムパダム…彼と彼女の心臓の音』とTV朝鮮の『コ・ボンシルおばさんを救え』、チャネルA『天上の花園コムベリョン』などは、マニア層の支持を受けて作品の完成度面でも好評を得た。視聴率も1%を超えプライドを守った。