本日は秋華賞。3歳牝馬の3冠の最終戦だ。桜花賞やオークスに比べれば歴史は深くないが(今回が第29回、ちなみに今年の桜花賞は84回目、オークスは85回目)歴代の優勝馬には歴史に残る名牝の名前が並ぶ。近年ではアーモンドアイ、デアリングタクト、リバティアイランドがこのレースで3冠を達成している。
秋華賞というと必ず話題になるのが2008年。ブラックエンブレム(11番人気)→ムードインディゴ(8番人気)→プロヴィナージュ(16番人気)の決着。3連単は当時のGⅠの史上最高配当となる1,098万円だった。そのレースは桜花賞馬のレジネッタ、オークス馬のトールポピーも出走してはいたのだがオッズも混戦模様だった。とは言え後になって考えてみれば、ブラックエンブレムはオークス4着馬だったし、ムードインディゴはチューリップ賞2着だったので決して買えなかった馬券ではなかったと当時考えていたのを思い出す。しいて言えば先週の京都のメイショウブレゲのように、どう考えても買いにくかったのは前走ダートで大敗したプロヴィナージュか。
ちなみにその時の私の予想は◎ソーマジック〇エフティマイアでした。いやー16年前からソーマジック追い掛けだったんだなと再確認。その仔のマジックキャッスルやソーダズリングを追い続けるのも そりゃ当たり前だ。今日のレースにミラビリスマジックがいないのは残念だが。
そんな大波乱の話しが必ず出てくるのがこのレース。ただ昨年も一昨年も1番人気から3番人気までの決着。さらに過去10年では2桁人気馬馬が馬券に絡んだのは1回だけと、2008年があまりにも目立ちすぎただけで全体的には平穏な結果に終わっている。
◎3クイーンズウォーク
ソーマジック並みの思い入れではないけれど、桜花賞もオークスも〇対抗として目を引いていた馬。両レースとも馬券内には食い込めなかったがローズSは鮮やかな勝利。夏を越して大きく成長したと見たい。川田のコメントが弱気な事は気にはなるものの、ジョッキーも陣営ももっと高いところを目指しているんだと解釈しよう。ここは3冠最後に桜花賞馬、オークス馬を逆転する。
〇 5チェルヴィニア
▲14ステレンボッシュ
△11ランスオブクイーン
× 8コガネノソラ
今年も大荒れはないとみる。◎から3連単流し。