こんにちは
今日も良いお天気です
さて、昨日、びわ湖ホールに「ベートーヴェン ピアノ・ソナタ・ツィクルス」
第3回 月光 上野 真 というプログラムを聴きに行きました。
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上野 真さんはジュネーブ国際コンクール第3位、ショパンコンクール名誉ディプロマ、
リヒテルコンクール(モスクワ)第2位など受賞多数。
京都市立芸大では若くして准教授に任命されるなど、音楽界に大きな存在感をしめすピアニストです。
どのソナタも素晴らしかったですが、お目当ての「月光」、最高でした
そして、パンフレットに挟み込まれたインタビュー記事が興味深かったです。
抜粋で少し長いですが、読んでみてください。
「時代は約25年ほど前、日本ではバブルの末期、世界的にもベルリンの壁が
崩壊し、世紀末目前でありながらも、非常に希望に満ちた時代でもあり、あくまでも
個人的な感覚ですが、ある意味で、ベートーヴェンが今ほどに必要とされていなかった
時代でもあった気がします。
しかし、21世紀に入り2001年9月11日のいわゆる同時多発テロ事件や、
2011年3月11日の東日本大震災を体験した後の私達にとって、今こそ
ベートーヴェンの音楽は必要とされているのではないでしょうか。
彼の作品にはポジティブな力があります。「絶望の中でも人生を最後まで諦めずに
生き続けてほしい。」と言うメッセージが大きく働いており、どの音楽を聴いてもその様な
エネルギーが込められているように感じます。
なるほど、その説明、わかる様な気がします。
ベートーヴェンを初めて聞いたのは、確か小学5年生の頃、テレビで岩城宏之さんの指揮で
N響でした。クラシック音楽を教えてくださった担任の先生が若くてカッコ良かったからかも
知れません(笑) そして、 あの頃は高度経済成長期だったと思います。
ベートーヴェンが時代にどのように受け入れられていたのか、関心を持ちました。
さて、昨日は「イナズマロックフェスティバル二日目」でもありました。
普段、おっとりしている滋賀県草津市は見たこともない大勢の人達でごったがえしていました。
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若い人達の熱気に押されて、こんなもの、ローソンの前に出来た特設売り場で買いました。
なかなか美味しかったです。
。
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膳所駅からのときめき坂(パルピテーション坂!?)のお花屋さんではいつもの逆文字黒板が素敵でした。
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にゃんばら先生もお元気でした(びわ湖ホール公式マスコットキャラクター)
イタリア生まれの先生ですので今頃は家族その1が先生のクリーアホルダーを携えて
お里帰りに海を渡っていることでしょう
ご訪問ありがとうございました。 ごきげんよう