実は昨日またもや我が家のチンピラ君が問題を起こしまして…頭痛がしています。この話はまた後ほど。
そんな我が家にも久しぶりに明るいニュースが!
ブーが、National Honor Society(NHS)という全米の学生組織に入れてもらえることになりました!直訳すると全米栄誉会みたいな感じ??wikiさんによれば、なんと「全米優等生協会」ということになります。
ズルして日本語で情報を探していたら、いつものようにWikiさんがたくさん情報をくれました!アメリカの学校・入試システムについて。おかげさまで、今までバラバラに少しずつ寄せ集めていた断片情報が頭の中でかなりまとまった感じです。
メンバーになるための条件は学校によって違うのですが、うちの校区では、GPA(学校の成績)が3.75以上であることの他、課外活動やボランティア、リーダーシップなどの活動がノミネートの条件となり、審査されるようです。
夏前に、GPAの条件を通った学生全員に申し込みの書類が配られ、各自がそこに自分の関わってきた地域への貢献や課外活動などをアピールするのですが、全く初めてのことで、何が何やら…だったのだけど、いつの間にやら審査は進み、先週のある日、学校から一本の電話が。
「おめでとうございます!お宅の娘さん、ブー・カタスミはNHSのメンバーとして受け入れられることになりました。つきましては、来週木曜の朝、7時からセレモニー、その後、パーティをしますが、このことは本人達にはナイショのサプライズにしますから、絶対に知られないようにしてくださいね。」
…って。
私は日頃小さなことでもみんな娘達に報告しては一緒に喜んだり楽しんだりしてしまう方なので、これを隠すのはちょっと苦しかったです。
その上、数日前には、セレモニーでブーのことを紹介してくれる係の上級生から電話がかかってきて「今までブーが関わってきたアクティビティを全部教えてくれ」とか言われるし。たまたま本人がバイオリンを弾いていて電話に気付かなかったから良かったようなものの、電話の内容を聞かれたら白状させられちゃうところでした。
というわけでセレモニー当日は、いつものように寝坊してるブーを、いつになく早起きして起こす母(挙動不審)。「もう6時半よ!」と叫んでも、何も知らない本人は「まだ6時半~」なんて言ってるし。バスは6時55分頃には来るんですが。妹のフーの方は、その時間には既に身支度を整え終わって、食事も終わって、犬の食事やトイレまで済ませてメールチェックしてる。えらい違いです。ちなみにフーはオットに似たのです。時間に遅れるのが極端に怖い。「ギリギリ」ってことができない人生です。ブーちゃんは私にそっくりねー。
だからって、いくら3分あれば顔を洗って着替えてパンをくわえて、バスに乗れる、と豪語するブーちゃんでも、今日の日に寝起きのハンニャみたいな顔で講堂の舞台の上に立って表彰されるのは可哀想ってもんでしょう。一生懸命起こしましたよ。
なんとかバスに乗せて、ミドルスクールのウーも見送って、さて、オットとハイスクールへ向かいました。
一方、生徒達の方は、授業をしている教室に、NHSの現メンバーであるシニアたちが一人ずつ呼びに来るのだそうです。本当にサプライズですね。おまけに、多くのメンバーは、選ばれた新しいメンバーに、自腹の花束やら風船やらをみんなの前でプレゼントしてくれるのだとか。中には「忘れた」と言って手ぶらのシニアも。残念ながらブーの担当J君もこの「忘れた」の一人でした。だからキミ彼女もいないんだよ!
セレモニーでは、まず、現メンバーが会の趣旨や目的について話をし、一人ずつキャンドルに火を付けていきます。その後、新メンバーの一人ひとりについて現メンバーがみんなに紹介してくれるのです。「彼女のことは○年生の頃からよく知っているけれど、いつも親切で、頭が良くて、スポーツでは○○で活躍、こういうボランティア活動に熱心で、△のことにとても詳しい。とてもステキなYoung Ladyです。」といった感じで。
ホントに感心しちゃうけど、こっちの子ども達は人前で話す訓練をよく受けています。機会が多いからなのか、もともとそういう文化だからなのか、実に要領よく、ユーモアを交えて、聴衆の興味を引くように話をする、みんな上手。これは日本の学校でも是非教えて欲しいスキルだと思います。
呼ばれた生徒は壇上の名簿に署名をし、バッジと証書を受け取って正式にメンバーとなります。
ブーちゃん、署名中。かろうじて般若じゃなかった~。
今年の新メンバーたち。サプライズだったのねー、という普段着ばかり。
サプライズとはいえ、一部の生徒には情報が漏れていたようです。…というのも、都合で不在の保護者へ電話するかわりに、同級生から情報を引き出そうとしたシニアがいて、その同級生から話が伝わってしまったとか、あるいは、娘が何気なく「NHSの…(結果は何も連絡ないよね?)」って言おうとしたってだけで、お母さんが動揺して「あなたどうして知ってるのっ!」って叫んじゃってバレたとか。その間抜けさが愛らしい…。
私のESLの先生もブーのことを大層喜んでくださいました。なんと、彼女自身がNHSのメンバーだったのだそうです。大恐慌も経験しているJ先生です。NHSの歴史を感じるな~。
おめでと、ブーちゃん!
そんな我が家にも久しぶりに明るいニュースが!
ブーが、National Honor Society(NHS)という全米の学生組織に入れてもらえることになりました!直訳すると全米栄誉会みたいな感じ??wikiさんによれば、なんと「全米優等生協会」ということになります。
ズルして日本語で情報を探していたら、いつものようにWikiさんがたくさん情報をくれました!アメリカの学校・入試システムについて。おかげさまで、今までバラバラに少しずつ寄せ集めていた断片情報が頭の中でかなりまとまった感じです。
メンバーになるための条件は学校によって違うのですが、うちの校区では、GPA(学校の成績)が3.75以上であることの他、課外活動やボランティア、リーダーシップなどの活動がノミネートの条件となり、審査されるようです。
夏前に、GPAの条件を通った学生全員に申し込みの書類が配られ、各自がそこに自分の関わってきた地域への貢献や課外活動などをアピールするのですが、全く初めてのことで、何が何やら…だったのだけど、いつの間にやら審査は進み、先週のある日、学校から一本の電話が。
「おめでとうございます!お宅の娘さん、ブー・カタスミはNHSのメンバーとして受け入れられることになりました。つきましては、来週木曜の朝、7時からセレモニー、その後、パーティをしますが、このことは本人達にはナイショのサプライズにしますから、絶対に知られないようにしてくださいね。」
…って。
私は日頃小さなことでもみんな娘達に報告しては一緒に喜んだり楽しんだりしてしまう方なので、これを隠すのはちょっと苦しかったです。
その上、数日前には、セレモニーでブーのことを紹介してくれる係の上級生から電話がかかってきて「今までブーが関わってきたアクティビティを全部教えてくれ」とか言われるし。たまたま本人がバイオリンを弾いていて電話に気付かなかったから良かったようなものの、電話の内容を聞かれたら白状させられちゃうところでした。
というわけでセレモニー当日は、いつものように寝坊してるブーを、いつになく早起きして起こす母(挙動不審)。「もう6時半よ!」と叫んでも、何も知らない本人は「まだ6時半~」なんて言ってるし。バスは6時55分頃には来るんですが。妹のフーの方は、その時間には既に身支度を整え終わって、食事も終わって、犬の食事やトイレまで済ませてメールチェックしてる。えらい違いです。ちなみにフーはオットに似たのです。時間に遅れるのが極端に怖い。「ギリギリ」ってことができない人生です。ブーちゃんは私にそっくりねー。
だからって、いくら3分あれば顔を洗って着替えてパンをくわえて、バスに乗れる、と豪語するブーちゃんでも、今日の日に寝起きのハンニャみたいな顔で講堂の舞台の上に立って表彰されるのは可哀想ってもんでしょう。一生懸命起こしましたよ。
なんとかバスに乗せて、ミドルスクールのウーも見送って、さて、オットとハイスクールへ向かいました。
一方、生徒達の方は、授業をしている教室に、NHSの現メンバーであるシニアたちが一人ずつ呼びに来るのだそうです。本当にサプライズですね。おまけに、多くのメンバーは、選ばれた新しいメンバーに、自腹の花束やら風船やらをみんなの前でプレゼントしてくれるのだとか。中には「忘れた」と言って手ぶらのシニアも。残念ながらブーの担当J君もこの「忘れた」の一人でした。
セレモニーでは、まず、現メンバーが会の趣旨や目的について話をし、一人ずつキャンドルに火を付けていきます。その後、新メンバーの一人ひとりについて現メンバーがみんなに紹介してくれるのです。「彼女のことは○年生の頃からよく知っているけれど、いつも親切で、頭が良くて、スポーツでは○○で活躍、こういうボランティア活動に熱心で、△のことにとても詳しい。とてもステキなYoung Ladyです。」といった感じで。
ホントに感心しちゃうけど、こっちの子ども達は人前で話す訓練をよく受けています。機会が多いからなのか、もともとそういう文化だからなのか、実に要領よく、ユーモアを交えて、聴衆の興味を引くように話をする、みんな上手。これは日本の学校でも是非教えて欲しいスキルだと思います。
呼ばれた生徒は壇上の名簿に署名をし、バッジと証書を受け取って正式にメンバーとなります。
ブーちゃん、署名中。かろうじて般若じゃなかった~。
今年の新メンバーたち。サプライズだったのねー、という普段着ばかり。
サプライズとはいえ、一部の生徒には情報が漏れていたようです。…というのも、都合で不在の保護者へ電話するかわりに、同級生から情報を引き出そうとしたシニアがいて、その同級生から話が伝わってしまったとか、あるいは、娘が何気なく「NHSの…(結果は何も連絡ないよね?)」って言おうとしたってだけで、お母さんが動揺して「あなたどうして知ってるのっ!」って叫んじゃってバレたとか。その間抜けさが愛らしい…。
私のESLの先生もブーのことを大層喜んでくださいました。なんと、彼女自身がNHSのメンバーだったのだそうです。大恐慌も経験しているJ先生です。NHSの歴史を感じるな~。
おめでと、ブーちゃん!
ありがとうございます。
6年前に右も左もわからず、クラスメートの顔の区別もつかずにいたことを思えばたいした進歩だと思います。がんばりましたよね。
ブーちゃん Congraturation!!!
そして ブーちゃんママさんにも おめでとうございます。
ほんとに嬉しいですね。じーんとしてしまいました。
ね?私も知らなかったです。でももしかしたらうちの学区がたまたまお祭り好きなだけだったりして!?
お嬢さんのボランティア、認められてよかったです!あれだけの努力が「なかったこと」にされちゃったら悲しいですよね。よかったよかった!
ありがとうございます☆
親冥利に尽きる…そうかもしれませんねー。欧米文化はやっぱり褒めるのが上手。見習いたいところです。
英国でNHSはそういう意味ですか(笑)。覚えておかなくちゃ。
うちも裏技?のお陰でなんとかNHSにあのボランティアを認めてもらえたみたいで、めでたく姉弟2人でNHS入りです~(^0^)
で、うちのNHSのセレモニーは今月末にあるというお手紙がきてるけど、TAMAさんちのところみたいに”サプライズ?じゃな~い!
いつも思うけど、そちらは結構何事にもとって"お祝い”してくれてますね。こっちはなんか事務的です~(^_^;)
すごい!親冥利に尽きる瞬間ですね。
わたしだったら泣いちゃうかも。。。
ちなみにNHSって帝国では悪名の高い「National Health Service」の略でして、同じNHSでもエライ違いだわ~~とひとり笑っておりました☆
おお!いらっしゃいませ~!(マリさーん、非公開になってたのは私じゃないですよ~)
Dr.Kはこちらをお読みなのでしょうか?お~い!Dr.K~~~!去年の年末に成田空港でわずか20分間ほどの再会を果たしましたが、全然変わってなくてびっくりでした。
この証書、カッコイイけど、私、このフォント読めませんでした。…却って、こうして小さくなっている方が読みやすいですね。
(ブログにコメントをありがとうございます!
非公開になっていたので、お返事しないほうが
いいのかなと思い、かわりにこちらに遊びに
参りました~。)
ブーちゃんがすごい(というか、ブーちゃんだけで
なく、みなさんですが)と言うのは、以前Dr.Kからも
伺っておりましたが、ほんとにすごいですね!!
おめでとうございます!
Certificateが格好いい~!(^_^)
ありがとうございます。
上野公園で初めてお会いしたとき、ブーとフーはおそろいのミッキーマウスがついた黄色い雨ガッパを着た幼児だったんですよね。嘘みたいです。
1年生の時は学校の先生が怖くて、プチ登校拒否になったりしてご心配おかけしましたっけ。
いろいろあったけれど、あっという間でした。
ありがとうございます。
好きなもの、得意なことを伸ばしてくれる教育だからこその評価です。いろいろな子の紹介を聞いていて、世の中には実に様々なボランティアやらアルバイトやらスポーツやらがあって、それぞれが好きな道で活躍してるんだなあと感心しました。
ブーのボランティアはほとんどがバレエとバイオリン関係での地域社会への還元でした。
ありがとうございます!
毎年年度末に、一定の成績を満たすと各方面からの表彰があるのですが、そのときも衣装キメキメの子から、まるで普段着の子からいろいろです。このバラバラっぷりが楽しいです。
ありがとうございますぅ
ブーは私に似てぐーたらなところがあるので何度もやきもきさせてくれましたが、なんとか根性でぶら下がってきたんだなあと思いました。
今でもまだまだ、わからないことも時間がかかることもあるんです。その文化の中で育っていないので、共通の土台や常識を持っていない。たとえて言えば「げんこつやまのたぬきさん」を知らない日本の高校生みたいな感じ?
大人にはいくらでも逃げ道がありますが、コドモは何もわからなくてもとにかく学校に通わなければならないし、どこにも逃げ場がない、大変だったと思います。最初の頃(5年生)は、クラスメートの顔が全く見分けられず、しばらく経ってから白人と黒人、そしてラテン系がいることに気付いたようですが、それでもまだ見分けが付かなかった…と。毎日がパニックの中だったんでしょうね。3人とも最初の年の記憶がほとんどないんです。
第一言語が日本語で定着しているので、今後も英語では苦労するのでしょうが、もう一人でも大丈夫、かな?
ありがとうございます。
振り返るとずいぶん辛い思いもしたものですが、その分、強くなれたのかもしれませんね。このブログ、旧館のころに連載していた記事を今読んでも、自分で書いたのに冷や汗が出ます。つい1ヶ月くらい前、ブーがポツっと「最近やっと英語がわかるようになってきた気がする」と言いました。6年近くかかりましたね。今でもまだまだ大変ですけど(笑)。
ありがとうございます。
私も、何もかもを「比べる」世界で育ってきたせいか、やっぱり、つい「どのくらい」すごいの?なんて思っちゃうんですが、こっちの人はあんまりそういうことを気にしないみたいです。私もその域に達することができるといいんですけど。
ありがとうございます!
知力体力時の運…ってとこでしょうか?
もっとも、この会も昔は本当に栄誉があったそうですが、今ではそれほどでもないとか。
ありがとっ!
おかーさん、自前の鼻はぺちゃんこなので、娘達のおかげで付け鼻です。
チンピラはフーの愛犬ですよん。うぃるちのやつ、ブーのことを何故か「こいつよりはボクの方が上でち」と思うらしく、今日も突然ブーのかかとを噛んだ…。歯を当てる程度だったけどね。一体なんなのだー。。。
ありがと~!
サプライズって、難しいから何かしらうまくいかないものだけど、それを受け入れる余裕があるってことですよね。仰々しくないのがいいです。例の教育委員長さんもまた明るいスピーチで会場を沸かせてくれたし。ネが明るいのよね、みなさん
ありがとうございます。
実は私も来年の、ブーがスピーチをする方を見たいなあ、なんて思っているんです。来年もしフーも選ばれたらブーのスピーチを聴くチャンスも来るかもしれないのですが(笑)。
この日のご飯は…連日のパイで増えた体脂肪を抑えるべく、粗食でした。
小さい頃からただ者じゃないと思っていたよ。
なんて・・・
ブーちゃん、おめでとうございます。(^_^)
勉強が出来るだけじゃなく、人間的にも素敵じゃないと受けられない賞ですね。
だら~んと学校に通ってるだけでは絶対受けられない栄誉、しかもお話を聞く限り学業に対するアメリカ社会の姿勢や評価って厳しそうだし、そんな中で認められたってほんとに立派ですね。
ハロウィーンの過去記事に何気なく飛んだ時、移住後の言葉や学校でのご苦労も記されてるのを読んで改めて、大きな波を何度も乗り越えられてきたんだなと感じ入りました。
他のクラスメイト達よりずっと、わからないことやハンデがあったり、同じ事をするのに時間がかかったり回り道をしたりがあったでしょうに。
ブーちゃんの努力と、大変なことがあってもちゃんと受け止めて一緒に歩んでこられた御両親の努力が認められたということですよね。
胸を張って誇るに値することだと思います。
も一度心からおめでとうございます!!
片隅家のお子さん達、みんなすごいな~。
アメリカに渡って何年でしたっけ?人知れず苦労もあっただろうに、エライっ。よそ様のお子さんの事ながらおばちゃんはうれしいです。
ぜひ、うちの子供らにブーちゃんの爪のアカを煎じて飲ませたい・・・。
これは本当に正真正銘「全米」ですよね。
どういうものなのか、解らないけれど「きっととっても凄い事なんだ!」という事が記事を読んでいて、とても伝わってきます。
本当におめでとうございます!!
素晴らしいですね。
優秀すぎます!!
おかあさん鼻たかいねえ。
ぶーちゃんの愛犬がチンピラってのがまた・・・
すごいねぇ。
でも、これをサプライズにして学校ぐるみ、家族ぐるみでやっちゃうところも、さすが合衆国という感じがします。
日本なら、万全の体制で「お知らせ」し、「品位あふれる行事」にして、ばっちりおめかししそうです(笑)
成績だけでなく、あらゆるジャンルが評価されるあたりも、すばらしいよね。
「全米優等生協会」。次回はブーちゃんが新メンバーを紹介してスピーチする立場になるのですね。
それにしても、皆、普段着。
サプライズだったのが良くわかります(笑
協会に入ったら何か活動があるのかな?
この日はお祝いのご馳走?!♪